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神戸ロフトでマルチファイル先行販売 地図柄や町の特徴に注目

マルチファイル「3LAYER mati FILE」第二弾の「神戸」

マルチファイル「3LAYER mati FILE」第二弾の「神戸」

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 神戸・三宮のそごう神戸店(神戸市中央区小野柄通8)新館の「神戸ロフト」は7月20日より、マルチファイル「3LAYER mati FILE」第2弾「神戸」など4種類の先行販売を開始した。企画はゼンリン(福岡県北九州市)。

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 同商品は同社地図データベースのレイヤー構造をイメージしたマルチファイル。3ポケット仕様で、異なるデザインのシート4枚を重ねると1枚の地図が完成する。今年1月から展開する東京4エリアをそろえる第1弾の好評を受けて企画した第2弾は、「神戸」のほか「京都」「梅田」「横浜」の4種類をそろえる。

 「神戸」には三宮と元町エリアの地図を採用。実際にベーカリーが出店する位置にはクロワッサンをイメージした印があり、地図としても活用できる。「梅田」は地下街、「京都」は通りの名前を記すなどその地に根差したデザインをあしらう工夫も。

 同社で行ったアンケート調査によると、同シリーズのターゲット層である20代~30代の働く女性100人のうち約9割が「ゆかりのある場所の地図柄に興味がある」、約7割が「地図柄そのものに興味がある」と回答。結果を受けてターゲットと同年代の女性社員がプロジェクトチームを作り地図の機能性ではなく、地図柄や町の特徴に注目した商品として企画したという。

 同社広報担当の山口さんは「地図を作る際に収集した情報をもとに作成した。長年蓄積してきた地図などのデータをこれまでにはない概念で捉え、新たな市場の開拓を進めていきたい」と展望を語る。

 価格は410円。県内では「西宮ロフト」(西宮市)、「姫路ロフト」(姫路市)でも販売。同社オンラインショップでは今秋以降の販売を予定している。

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