「第20回記念 全国高等学校女子硬式野球選手権大会」で全国優勝を果たした神戸弘陵学園高等学校(神戸市北区)の女子硬式野球部員らが9月8日、久元喜造神戸市長を表敬訪問した。
女子硬式野球の高校日本一を決める「女子の甲子園」とも呼ばれる同大会。今年は7月28日~8月3日にかけて丹波市立スポーツピアいちじま(丹波市)で開催され、過去最多となる24チームが参加した。
春夏合わせて初の優勝を飾った同校女子硬式野球は、2014年度の男女共学化に伴い創設され、今年で3年目を迎える。
表敬訪問したのは、井上和彦校長をはじめ、女子硬式野球部の石原康司監督やコーチ、部員37人。同野球部前主将の駒井莉子さんは「たくさんの人の支えがあった。3年生全員で出場する最後の大会で優勝できてすごくうれしい」と笑顔を見せる。
石原康司監督は「決勝では持てる力を120%発揮した試合運びで神村学園高等部に12対1で圧勝した。来年も市長に報告できるようにがんばりたい」と話す。
久元市長は「創部から3年で頂点に立つのはすごいこと。石原監督の指導の下で一丸となって臨んだ結果では。皆さんは神戸市民の誇り」と健闘を称えた。