「デザイン・クリエイティブセンター神戸(愛称「KIITO」=きいと)」(神戸市中央区小野浜町)で11月25日・26日、「神戸ITフェスティバル2016」が開催される。
IT技術による地域貢献を目的に開く同イベント。「ともにひらく扉・響きあうドキドキ!」をテーマにした昨年は、IT関係者だけでなく子ども200人を含む1400人を超える参加があった。
6回目となる今年のテーマは、「ツクル」。「驚きと感動をツクル、暮らしを便利で豊かにする新たな発想をツクル、知識と技術力で、新たな未来をツクル」ことを目指し、セミナーやブース展示、参加型イベントの3構成で展開する。
今年は、神戸市主催の「ウェアラブルデバイスって何だ?フェスティバル」とコラボ。デザイナーやエンジニアだけでなく、一般ユーザー向けにも、ウェアラブルデバイスに関連するセミナーを2日間にわたり開催する。
さらに神戸市は、神戸ゆかりのアニメ作品「攻殻機動隊」の世界をリアルにしようとするプロジェクト「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT」と連携し、AI(人工知能)についての研究内容とその実現性を専門家が語る、特別講義とシンポジウムを開く。11月26日の神戸ITフェスティバル内で行う。
期間中、子どもにプログラミングの面白さを感じてもらう参加型イベント「CoderDojo in 神戸ITフェスティバル2016」、ゲーム「マインクラフト」を活用した「第6回マインクラフトデイ 神戸ITフェス ~皆で理想の都市を作ろう~」なども行う。
神戸ITフェスティバル実行委員会は、神戸を愛するIT技術者や企業人、学生、行政関係者などのボランティアで運営する。オーガナイザーの鈴木敏郎さんは「ITという言葉の枠やイメージにとらわれず、楽しんでいただけるイベントにしたい。ここで出合ったものから、参加者の方が新たな可能性を創り出してもらえたら」と話す。
開催時間は、25日=12時~18時20分(11時30分受付開始、アフターパーティー 18時30分~20時30分)、26日=10時~17時(9時30分受付開始)、入場無料。同イベントのホームページでは現在、セミナーやアフターパーティー参加者の申し込みを受け付けている。