神戸・北野坂近くに8月1日、日本初のスヌーピーをテーマにしたデザインホテル「PEANUTS HOTEL(ピーナッツ ホテル)」(神戸市中央区中山手通1)がオープンする。
経営は飲食店運営および洋菓子製造販売の事業展開を中心に、商業施設・店舗プロデュース事業、イベント制作・音楽レーベル事業、店舗デザイン・設計施工事業などを手掛ける「ポトマック」(波止場町)。食を中心としてクリエーティブ企業として、「食+ライフスタイル」を提案できるホテル事業は同社としても新しい価値を提案できるチャレンジになると考え、新規参入に踏み切ったという。
「ピーナッツ」の原作者チャールズ M. シュルツがアトリエを構えたアメリカ・サンタローザの街やカリフォルニアの空気感は、同社の原点でもある「神戸」のレトロモダンな雰囲気と重なることから神戸での開業を選んだ。ピーナッツのコアなファン層である30代以上をはじめ、これまでピーナッツを知らなかった20代など若い世代もターゲットに、男女問わず幅広い世代、外国からの観光客なども視野に入れる。
外装はレトロな神戸らしい風合い。宿泊スペースは4階~6階で、各階3つのフロアテーマを設定。4階はイマジネーションの世界観と原作者の人生哲学が込められたストーリー「IMAGINE」、5階はさまざまなシチュエーションから生まれる楽しいエピソード「HAPPY」、6階は恋愛・家族愛・友情などの「好き」を感じる温かいストーリー「LOVE」をテーマに、全18室すべてが異なるコミックをコンセプトにした客室になっている。
1階はカフェスタンドとオリジナルグッズ販売コーナーを併設したカフェスペース「PEANUTS Cafe 神戸」、3階は神戸の食材をベースにしたレストラン「PEANUTS DINER 神戸」を併設。レストランでは、宿泊客の朝食も提供する。
宿泊料金は1室あたり3万円~(税別、朝食含む)。9月2日までの宿泊予約開始は7月20日13時から。予約受付時間は13時~22時。9月3日以降の宿泊予約状況は後日公式サイトで公開する。同ホテル公式サイト内でのウェブ予約のみとなり、電話予約は受け付けない。