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三宮・東門街に和食とおばんざいの店 若手料理人が出店

和食とおばんざいの店「おばんざい・すきやき 蒼の月」店主の岡田佳法さん

和食とおばんざいの店「おばんざい・すきやき 蒼の月」店主の岡田佳法さん

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 和食とおばんざいの店「おばんざい・すきやき 蒼の月」(神戸市中央区下山手通1、TEL 078-332-8053)が11月29日、三宮・生田東門商店街(通称=東門街)の裏路地にオープンした。

「穴子とキュウリの土佐酢あえ」

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 店主の岡田佳法さんは現在32歳。幼い頃から食べることだけでなく料理を作ることも好きで、家族や友人に振る舞ったときに喜んでもらえることがうれしかったという。「人と接することも好きなので、人とコミュニケーションがとれる仕事に就いた」と岡田さん。

 「久しぶりに家族のために食事を作った時、やっぱり料理が好きと実感した」とも。飲食業界に飛び込んだ岡田さんは経験を積む中、「もっとお客さまと会話がしたい、要望に応えていきたい」と思うようになり、独立を決めた。店名は、珍しい「blue moon(青い月)」を見た時のような感動を料理にも感じてほしいとの思いを込めて名付けた。

 店舗面積は7坪。席数はカウンター席6席。白色と木目を基調とした店内は、「和食店によくある敷居の高さを消したい」と濃紺をアクセントにしたカジュアルな雰囲気に仕上げた。岡田さんは調理白衣ではなくエプロン姿で客を出迎える。

 調味料は全て自家製。塩をあまり使わず、素材の味を引き立たせるためにポン酢や土佐酢などを使う。だしは7種類の削り節と真昆布を使っているという。

 メニューは、「穴子とキュウリの土佐酢あえ」(500円)、「3種の貝を使ったオーシャン炒め」(850円)、「炙(あぶ)り鯛の釜飯」(1,500円)、兵庫県西脇市にある「山岸牧場」の極上黒毛和牛を使った看板メニューの「すき焼き」「せいろ蒸し」(以上2,800円)など。ドリンクは、ビール中瓶、ハイボール(以上550円)、焼酎(600円~)、グラスワイン(800円)、日本酒(800円~)などをそろえる。

 岡田さんは「お客さまとの会話を大切にしたいのでカウンターのみにした。真心を込めてホスピタリティーの高いサービスを心掛けたい。サプライズなどの演出も気軽に相談いただければ」と笑顔を見せる。「将来的にはもう少し大きい店にして、料理でたくさんの人を笑顔にしたい」とも。

 営業時間は17時~23時。日曜定休。

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