食べる

三宮に人気カフェ「グリーンハウス」新店 「神戸カフェビル」構想の旗艦店で

三宮のフラワーロード沿いにカフェ・ダイニング「GREEN HOUSE Wald(グリーンハウス ヴァルト)」オープン

三宮のフラワーロード沿いにカフェ・ダイニング「GREEN HOUSE Wald(グリーンハウス ヴァルト)」オープン

  • 25

  •  

 カフェ・ダイニング「GREEN HOUSE Wald(グリーンハウス ヴァルト)」(TEL 078-322-3377)が12月11日、神戸・三宮のフラワーロード沿いにある神戸大隆ビル(神戸市中央区加納町4)にオープンした。

森の小道をイメージした1階

[広告]

 緑に覆われたビルの1階から3階に位置する同店は、人気カフェ「GREEN HOUSE Silva(グリーンハウス シルバ)」(琴ノ緒町5)の姉妹店。店名の「シルバ」はラテン語、「ヴァルト」はドイツ語で「森」を意味する。

 3階建ての店舗面積は290坪。席数は、1階=ソファ48席、2階=ソファ44席、カウンター5席、3階=テーブル70席とソファ10席、カウンター4席のVIP個室を用意する。2階は最大44人、3階は最大80人(半立食約120人)までの貸し切りにも対応する。

 同店を経営する「グリーンハウス」の佐伯祐季社長は約5年前、全フロアが未稼働だった地上9階建ての同ビルのオーナーへ、ビル全体を「神戸カフェビル」として用途変更する事業企画を提案。以後、構想を煮詰めつつ、一昨年暮れからビルの設備改修工事に着手し、「神戸カフェビル」構想第1弾の旗艦店となるべく「神戸で1番の大人のカフェ・ダイニング」を目指した同店を出店した。

 「奄美大島の森」をモチーフにしたという内装は、店内に植物を多く配置することでピクニック気分でゆったりした時間を楽しめる空間を演出する。全体の80%の黒とボルドー(濃いエンジ)の2色で調和した大人のカフェに仕上げ、2階の調理場にあるピザ窯で使うまきもインテリアの一部として飾る。

 テーマは「緑・炎・光」。ピザ窯の炎をはじめ、随所に森の中の薄明かり、木漏れ日、太陽、炎を連想させる工夫を施す。18時からは店内全体の照明照度を徐々に下げていくことで「ふけゆく夜」を表現。佐伯社長は「森の中で癒やされながらゆったりとした大人の時間を過ごしてほしい」と話す。

 料理は従来のカフェ定番メニューを残しつつ、本格的な「ナポリピッツァ」と生パスタを中心に、A5ランクの飛騨牛肉を使った肉料理や前菜盛り合わせなど「イタリアン系」メニューをそろえる。今後、自家製パン、ケーキ、ドリンク、ピザ、デザートなどの開発を進め、店内で製造した商品のテークアウト販売も予定する。

 ランチは、「マルゲリータ」(1,450円)、定番チーズ4種のピザ「クワトロフォルマッジ」(1,700円)、牛すね肉をじっくり煮込んだ「国産牛すね肉のラグーパスタ」(2,300円)、エビのエキスをたっぷり入れたソースを使った「天使のエビのアメリケーヌパスタ」(2,100円)、「オムライス」(1,380円)、「生ベーコンとポルチーニ茸のリゾット」(1,500円)など。ランチセット(サラダ、スープ、ドリンク)は追加700円。

 ディナーは、ほうれん草のペーストをベースに水牛モッツアレラ、サラミなどをトッピングしたピザ「ブラッチョ」(1,950円)、水牛モッツアレラを使った「マルゲリータSTG」(1,850円)、「特選飛騨牛A5ステーキ」(100グラム=3,333円~)、「特選飛騨牛A5ローストビーフ」(100グラム=4,666円~)などを提供する。

 コーヒー(860円)は保温性のポット(約2~3杯分)で提供。紅茶は今月のお薦めフレーバーティーをスタッフが客の満足がいくまで注ぐという新サービス「ティーフリー」で用意する。スイーツは全粒粉を使ったブルーベリーの焼き菓子、「スフレチーズケーキ」(以上650円)、メープル風味のオリジナルソフトクリーム「ヴァルトソフト」などをそろえる。

 営業時間は11時~24時。

  • はてなブックマークに追加

ピックアップ

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース