中華料理店「大陸風~dalu feng~(タールーフォン)」(神戸市中央区元町通3、TEL 078-331-1218)が、神戸・元町駅西口南側にオープンして1カ月がたった。
中華風調味料「味覇(ウェイパー)」で知られる「廣記商行」のグループ会社「大陸風(たいりくふう)」が営む大阪・天神橋筋商店街にある中華料理店「中国郷菜館 大陸風(タールーフォン)」(大阪市北区)の2号店で、11月16日にオープン。姉妹店は、神戸ハーバーランド近くの「中国料理 天安閣(テンアンカク)」(神戸市中央区多聞通3)で、「廣記商行」会長・鮑悦初さんの三男・鮑耀豊さんが同社の調味料や食材を活用した3店舗の経営を行っている。
店舗面積は1階・2階合わせて約26坪。1階にカウンター4席、テーブル7席、2階にテーブル14席、円卓10席を用意する。全席禁煙。1階はランチタイムなどに1人でも入りやすいカジュアルなスペース、2階は間仕切りに円形の透かし彫り欄間を採用したレトロさとタイルや現代アートを取り入れたモダンさを組み合わせた内装に仕上げた。店内への入り口とは別に持ち帰り専用の小窓を設け、店内のメニューに無いドリンクメニューをテークアウト販売する。
中国東北、四川料理をベースに独自の調理法で作るオリジナル中華などを提供。メニューは、「よだれ鶏」(930円)、「大陸風特製肉団子煮込み」(1,600円)、「魚の唐辛子煮込み」(2,400円)、「麻婆(マーボー)豆腐」(1,100円)、「やわらか黒酢酢豚」(1,600円)、「ラーズー麺」(1,000円)など。コースは4,000円から用意する。
ランチメニューは、「麻婆豆腐ランチ」「黒酢酢豚ランチ」(以上900円)のほか、麺・飯類(800円~)を提供する。
ドリンクは、紹興酒(600円~)、紹興酒カクテル(550円~)、ビール(400円~)、サワー(450円)、ハイボール(450円~)、焼酎、果実酒(以上500円)、ワイン(ハーフボトル1,800円)、日本酒、白酒(以上500円~)、ソフトドリンク(350円~)などをそろえる。
テークアウトメニューは、「フルーツティー」「フルーツジャスミンティー」(以上630円)、「黒糖タピオカミルク」「黒糖タピオカミルクティー」(以上600円)、「黒酢ソーダ」(500円)、「グレープスムージー」「オレンジスムージー」(以上580円)のほか、「香港ミルクティー」「杏仁(あんにん)ミルクティー」(以上480円)などのホットドリンクもそろえる。
鮑耀豊さんは「生まれも育ちも神戸なので、地元の方にも大陸風の料理を食べてほしい思いがあったので出店した。少人数や女性のお客さまにもいろんな料理を楽しんでほしいので一皿のボリュームは大阪の店よりも抑えている。紹興酒になじみのない方にも気軽に飲んでいただけるように紹興酒カクテルも用意している」と話す。
営業時間は、ランチ=11時~14時30分、ディナー=17時~20時30分(以上、ラストオーダー)。月曜定休。