居酒屋「お晩酌 リベロ前」(神戸市中央区元町通2、TEL 078-599-8530)が9月6日、神戸・元町駅近くにオープンした。
南京町と栄町通の間にあるイタリアン食堂「クッチーナ・リベロ(cucina LIBERO)」(栄町通2)、トアロード沿いにある小料理屋スタイルのイタリアン「葵LIBERO(アオイリベロ)」(下山手通3)を経営する岡崎健太さんが3号店として開いた同店。イタリアンと和食を融合した「ハイブリットイタリアン酒場」として、これまでの2店舗とは全く違うオリジナルメニューを提供しているという。
店舗面積は13坪。席数は、カウンター8席、テーブル12席。店内は白と木目を基調とし、スタイリッシュな和風居酒屋に仕上げた。換気がしやすいように道路に面した入り口をガラスの引き戸にしたという。店先にはカウンター付きの小窓があり、立ち飲みもできる。
店名について岡崎さんは「クッチーナ・リベロや葵LIBEROに行く前に立ち寄ってほしいという意味にも取れるが、もともとは男前、一丁前、一人前などの『~前』をイメージして付けた」と明かす。
メニューは、季節ごとに変わる旬の食材を生かした創作料理を提供。「本まぐろ中トロレア焼き」(1,200円)、「あじ燻製ポテサラ」(450円)、「いちじくゴルゴンゾーラチーズの白和え」(500円)、パスタ「海老と生のりのクリームソース」(1,100円)のほか、神戸のベーカリー「バカンス」のパンを使った「のりバターパン」(500円)、ドイツパン・洋菓子店「フロインドリーブ」のパンを使った「釜揚げしらすと目玉焼きのパン」(600円)、山口県・神尾ファームの米を土鍋で炊く「きのこバターごはん」(800円)などのコラボメニューも用意する。
ドリンクは、料理人が考案したフルーツサワー(レモン、みかん、トマト、すだち)をはじめ、ビール、ハイボール(以上450円~)、グラスワイン(500円~)、日本酒(460円~)、焼酎(430円~)、ソフトドリンク(300円~)などをそろえる。
岡崎さんは「居酒屋は行きやすく親しみやすいというイメージがある。皆さんに楽しんでいただける神戸らしい新しい居酒屋をリベロスタイルで表現した」と話す。
営業時間は17時~23時30分(土曜・日曜・祝日は16時~23時、以上ラストオーダー)。