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神戸・海岸通の老舗ショットバー「BAR CHARLIE BROWN」が移転

海をイメージしたブルーの看板が目印の老舗ショットバー「BAR CHARLIE BROWN (バー チャーリーブラウン)」

海をイメージしたブルーの看板が目印の老舗ショットバー「BAR CHARLIE BROWN (バー チャーリーブラウン)」

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 神戸・海岸通の老舗ショットバー「BAR CHARLIE BROWN(バー チャーリーブラウン)」(神戸市中央区海岸通1、TEL 078-393-1514)が6月30日に閉店し、元町通2丁目に移転する。移転オープン日は8月2日の予定。

「BAR CHARLIE BROWN」店主の玉置勝悟さん

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 訪れた神戸を気に入り住み着いたデンマーク人船乗りのキディーさんが日本人女性と結婚後、1969(昭和44)年に外国人バーとして開いた同店。キャッシュオンデリバリーでビールやカクテルが飲める港町神戸らしい多国籍な常連が集うバーとして長く愛されてきた。キディー(故人)さんの思いを引き継いだ歴代店主を経て、2007(平成19)年4月17日から現在の店主・玉置勝悟さんが営業を続けている。

 海をイメージしたブルーの看板が目印の同店。約30平方メートルの店内にカウンター10席を設ける。開店当時から変わらぬ内装で船乗りが酒を振る舞う際に鳴らした鐘が今も店の入り口に据えられている。

 閉店は、ビルの老朽化による取り壊しに伴うもの。現在の店舗から元町駅寄りの北へ移転する。

 「移転に当たっては、同じアメリカンカルチャーや音楽、酒好きが高じて長い付き合いしている中学時代の同級生が協力してくれている」と玉置さん。神戸市に拠点を置くセレクトショップ「乱痴気(ランチキ)」店主の前川拓史さんが移転プロジェクトを立ち上げた。

 移転後の店舗面積は約30平方メートル。内装は神戸の地場産業である神戸家具の工房で腕を磨いたという「木工内海屋 シンガロング」の家具職人が手掛け、看板、カウンター、装備品などをできる限り移築し、旧店舗の雰囲気を再現する。席数はカウンター10席。

 玉置さんは「場所が変わってもご機嫌な音楽と酒でお待ちしている」と話す。

 現在の営業時間は18時~翌1時(緊急事態宣言中は休業)。移転後の営業時間は16時ごろ~深夜を予定(緊急事態宣言・兵庫県時短要請などにより変更の場合あり)。

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