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神戸・旧居留地に「ネオ大衆スタンド」 理美容と飲食の複合業態店

MERICAN GOODSTAND店長の矢上和樹さん(右)

MERICAN GOODSTAND店長の矢上和樹さん(右)

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 「ネオ大衆スタンド MERICAN GOODSTAND(メリケン・グッドスタンド)」(神戸市中央区浪花町)が神戸・旧居留地にオープンして2カ月がたった。オープン日は5月10日。

ミシュラン1つ星シェフ監修「スパイスカレー ドリンクセット W CURRY」

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 運営は、美容材料の卸販売を手掛ける「日仏商会」(芦屋市)。旧居留地と南京町で営業していた美容室2店舗と理容室1店舗を統合し、「ヘアカットを軸に人が集まるコミュニティーを作りたい」との思いから、酒やフードを終日提供する飲食スペースを併設した。調髪スペースとは内壁で間仕切り、衛生管理を徹底する。

 席数はテーブル18席。立ち飲みができるスタンド席も用意する。アメリカにある地下鉄の駅をイメージした店内には、ニューススタンド(キオスク)の雰囲気を演出したスペースを設け、美容商材などを並べる。

 ランチメニューは、東京でミシュラン1つ星を獲得した東京・広尾のフランス料理店「au deco(オデコ)」オーナーシェフの掛川哲司さんが監修する。「スパイスカレー ドリンクセット」(1,320円~)、「ワッフルチキン ドリンクセット」(990円~)、「サラダランチプレート」(1,210円~)などを用意する。

 単品メニューは、「フライドポテト」(495円)、「名物!メリチキ」(605円)など。17時~19時限定で「名物!メリチキ」「ハイボール」のセットを110円で提供する。

 ドリンクメニューは、自家製の「メリケンクラフトレモンサワー」(660円)、自分で好みの酒を好きな割り材(220円~)で楽しむ「角打ち」(480円)のほか、瓶ビール、ワイン、日本酒を用意する。

 併設する美容室「MERICAN BEAUTY PARLOR(メリケンビューティパーラー)」、理容室「MERICAN BARBERSHOP(メリケンバーバーショップ)」は目指したいスタイルに応じて、男女共に利用できる。

 店長の矢上和樹さんは「国内では理容室がどんどん減少して、理容師も減ってきている。昔ながらのイメージではなく、欧米のようなかっこいいバーバーショップを日本にも根付かせたい。これからの時代はジェンダーレスやノンバイナリーの考えが浸透し、女性が美容室で男性が理容室という垣根もなくなる。理美容と食が融合するこの場所から、今の時代に合ったハイブリッドカルチャーを発信していきたい」と意気込む。

 営業時間は、ランチ=11時~17時、ディナー=17時~23時、理美容=11時~21時(土曜・日曜は10時~20時)。

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