わらび餅専門店「門藤 岡本店」(神戸市東灘区岡本1、TEL 078-219-6042)が8月2日、神戸・岡本にオープンした。
「わらび餅が何よりも好き」と話す社長の藤川智史さんが、全国のわらび餅を何年もかけて食べ歩き、今年4月に念願の同店1号店を姫路城のふもとに出店した。昔から憧れの街だった岡本を2号店の出店場所に選んだという。
店舗面積は15坪。内装には藤の花の紫をアクセントに使い、シックな和風モダンで高級感のある雰囲気に仕上げた。店名は藤川さんの親友が門出を祝して「門藤」と付けた。
メニューは、きな粉3種「ふくゆたか」「黒ごま」「深いり」で味わうわらび餅「ぜいみ」(大=1,500円、小=500円)のほか、わらび餅が入ったオリジナルドリンク「WARABI-TA(ワラビータ)」を用意する。
わらび餅ならではの弾力とのどごしの良さを生かすため裁断にこだわったというワラビータ。姫路のミシュラン一つ星和食店「季よせ ささま」の笹間照太さんが味のバリエーションを監修し、「いちごラテ」「珈琲ラテ」(以上750円)、「抹茶ラテ」「焙(ほう)じ茶ラテ」(以上700円)の4種そろえる。
藤川さんは「ほかにはない弾力とのどごしの良さ、こだわりのきな粉の風味を味わっていただきたい。春は花見菓子、夏はガラスに盛って涼味菓子、秋はお茶菓子、冬はほんのり温めて『温わらび餅』と日本の四季に合わせた楽しみ方もお薦め」と話す。
営業時間は10時~18時。