神戸のカツ丼店「かつ丼 吉兵衛(よしべい)」(本店=神戸市中央区三宮町2)が11月27日、創業42周年を迎える。
同店は、三宮で1979(昭和54)年にカウンター6席・、1坪弱のカツ丼専門店として創業。2010(平成22)年4月に株式会社吉兵衛を設立し、現在は「かつ丼で活力を」を合言葉に、兵庫・大阪を中心とした実店舗10店のほか、ウーバーイーツや出前館などに対応するオンラインデリバリーサービス限定店舗を全国に12店展開する。
創業祭として、今月1日から1カ月限定で42周年記念カツ丼「韓辛ミンチかつ丼(並盛り)」(420円)を販売。同店の粗挽きミンチカツを同店で人気の「韓辛味噌(みそ)マヨかつ丼」風に仕上げた一品で、甘辛いコチュジャンソースとマヨネーズで食べる。好みで温玉やチーズ(以上50円)がトッピングでき、テークアウトに対応する。
上林守社長は「創業42周年を迎えることができるのも、今まで支えてくださったお客さまのおかげ。感謝の気持ちを込め、記念カツ丼を42周年にちなんだ価格で販売する」と話す。「12月31日までの期間限定商品として『スンドゥブかつ丼』『ヤンニョムとんかつ』なども用意しているので、食べてもらえれば」とも。
市内の販売店は「三宮本店」「旭通店」「プロメナ神戸店」「元町店」「小野柄通店」で、大阪、西宮、尼崎の一部店舗でも提供する。オンラインデリバリーを除く。各店の営業時間は「かつ丼 吉兵衛」ホームページで確認できる。