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神戸の王子公園駅前でホコ天秋祭り 商業地区の活性化目的に初開催へ

「NPO法人わくわく西灘」理事の林浩之さん(右)、代表理事の松本敏治さん(中)、会員の川島康嗣さん(左)

「NPO法人わくわく西灘」理事の林浩之さん(右)、代表理事の松本敏治さん(中)、会員の川島康嗣さん(左)

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 ホコ天(歩行者天国)秋祭り「王子ストリートフェスティバル」が11月13日、神戸の水道筋商店街玄関口「王子公園駅前商店会」(神戸市灘区王子町1)で初開催される。

来街記念撮影用の顔出し看板・カピバラ

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 主催は、水道筋商店街を中心に2020年、摩耶山を望む灘区西側の西灘地区活性化を目的に発足したNPO法人「わくわく西灘」。同イベントは、商店街の入り口でもある阪急電鉄「王子公園駅」前で行うことで、地域住民だけでなく、王子公園に訪れた人など地域外からの来訪者に商店街を認知してもらい、商店街かいわいへの回遊を促すことが目的。

 「わくわく西灘」代表理事の松本敏治さんは「発足時から神戸市の都市再生推進法人認定を受けることができたが、新型コロナ禍でなかなかイベントを行うことができなかった。かねて会員たちの夢でもあった、王子公園駅前商店会の広い道幅を生かしたホコ天イベントがようやく実現する」と笑顔を見せる。

 会場には、「王子公園駅前商店会」会員による飲食屋台、「わくわく西灘」によるタッチダウンパス、ジャンボおみくじ、ヨーヨーすくい、千本引きなどのゲーム屋台が出店する。このほか、地元ミュージシャンによる音楽ステージライブ、来街記念撮影用の顔出し看板(全8種)の設置も行う。

 松本さんは「王子公園駅前商店会から東に寄り添うように商店街と市場がある。西には王子動物園、横尾忠則現代美術館、王子スタジアムがあり、人の流れは非常に多いが、今一つ盛り上がりに欠けるのが阪急電鉄の高架を挟んだ反対側の地区。今まで培ってきたイベント運営などのノウハウを生かし、水道筋かいわいを中心に西灘地区を盛り上げようとNPO法人を立ち上げた」と話す。「新型コロナという逆風に見舞われながらも、今年9月には『水道筋夜店大通り』を3年ぶりに行うことができ、たくさんのお客さまとスタッフの笑顔を見ることができた。今まであまり表に出ることがなかった『王子公園駅前商店会』だが、これからは『わくわく西灘物語』を紡いでいきたい」とも。

 開催時間は12時~15時。

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