ネスレ日本(神戸市中央区御幸通7)の大麦飲料「ネスレ ミロ」(以下「ミロ」)日本発売50周年企画第1弾が3月7日に始まった。
「ミロ」は1973(昭和48)年に日本での販売を開始し、「強い子のミロ」をキャッチフレーズに成長期(7~12歳)の子どもの栄養補給を主目的として展開してきた栄養機能食品。同社がツイッターで過去の「ミロ」のパッケージに関する投稿を行ったところ、消費者から「懐かしい、久しぶりに飲みたい」といった声が数多く寄せられたという。
幅広い世代に飲用されていることを受け、昨年2月によりユーザーに寄り添ったコミュニケーションを行うことを目的とした「ミロ」のツイッター公式アカウントを開設。現在フォロワー数は約14万人となっている。
発売当初から「牛乳と一緒に飲んでおいしい」というコミュニケーションを継続しているというが、時代の変化とともに多様化しているという。消費者のSNS投稿では、アーモンドミルク、豆乳、大人の場合はコーヒーなど、さまざま飲み方で楽しむ様子が紹介されているほか、子どもの頃の飲用を振り返りながら「おふくろの味」とする人、あえて「チョコ味」「ココア味」などジャンルをカテゴライズしない「ミロ味」と投稿する人なども多く、思い思いの味わいで表現されているという。
公式アカウントから改めて「ミロ」の味についての話題を提供することで、現在飲用している人やかつて飲用していた人も同じ話題で盛り上がることができ、さまざまな楽しみ方を引き出し合うことができると考え、50周年企画第1弾としてツイッターで「ミロ」のおいしさに関する投稿を募るキャンペーンを行っている。
「ミロ」の公式ツイッターアカウント(@MILO_Japan)をフォローし、ハッシュタグ「#ミロの味ってどんな味」を付けて投稿することで応募できる。集まった投稿の中から抽選で360人に「ミロ活」応援セットを進呈する。
同社広報担当者の河井美朋さんは「子どもから大人まで幅広い世代に愛されて、発売50周年を迎えることができた。『ミロ』の味に着目した今回のキャンペーンを通じて多様な『ミロ』の味わいや『ミロ』と結びついたエモーショナルな思い出を追体験することでさらに『ミロ』の楽しみ方を広げてほしい。また、ユニークな投稿は年内公開予定の50周年記念特別ウェブサイトでイラストなどを交えて紹介する」と話す。
キャンペーン第1弾は4月7日まで。