プロバスケットボール男子Bリーグ2部(B2)の西宮ストークスが4月8日・9日、「グリーンアリーナ神戸(神戸総合運動公園体育館)」(神戸市須磨区緑台)でアルティーリ千葉と対戦した。
同チームは、兵庫県西宮市をホームタウンする県唯一のプロバスケットボールクラブで、「ストークス」は英語で兵庫県の県鳥であるコウノトリを意味する。設立当初は神戸市をホームタウンとし「兵庫ストークス」として活動。2015(平成27)年7月に拠点を移し、チーム名を「西宮ストークス」に変更した。2024-25シーズン途中からは新港突堤西地区で2025年開業予定の1万人収容できる神戸アリーナ(仮称)に本拠地を移す。
2023年以降、同チームが開催するホームゲームは満員が続いており、「2023-24シーズン平均入場者数4000人」を目標に、同ゲームで「4000人で闘おう! KOBE満開プロジェクト」を始動。チケット完売を果たした。
8日は同チーム最多入場者数の4603人、9日はさらに上回る5443人が来場し、Bリーグ2部全体での最多入場者数記録を更新。9日は、齋藤元彦兵庫県知事、久元喜造神戸市長が来場。入場者数の記録更新発表を齋藤知事が行った。
これまでのクラブ最多入場者記録は、Bリーグ1部在籍時の2018(平成30)年3月18日に「加古川市立総合体育館」で行われたアルバルク東京戦の3074人。Bリーグ2部全体での最多入場者数は2019(平成31)年4月6日に「アダストリアみとアリーナ」でサイバーダイン茨城ロボッツが記録した5041人だった。
同チーム運営会社「ストークス」社長の北村正揮さんは「まずはプレーオフ進出、今シーズンの目標であるB1昇格、新Bリーグ『新B1』参入に向けた来シーズンの本拠地神戸での飛躍を懸け、西宮ラストイヤーを突き進んでいく」と意気込む。