神戸マラソン実行委員会は5月8日、11月19日に開催される「神戸マラソン2023」団体ボランティアの募集を始めた。
「感謝と友情 Thanks & Friendship」を大会テーマに、国内外に阪神・淡路大震災の経験教訓を発信することを目的に2011(平成23)年に始まった同大会。2020年に開かれる予定だった第10回大会は新型コロナウイルスの影響で2年連続延期となったが、昨年11月20日に3年ぶりに行われた。
今年で11回を迎え、「『ありがとう』を、この街と。」をキャッチフレーズに行う。コースは神戸市役所前をスタートし、明石海峡大橋の西方(垂水区西舞子)を折り返し、ポートアイランド(市民広場付近)をフィニッシュとするフルマラソン(42.195キロ)。スタート時間は、第1ウエーブ=9時、第2ウエーブ=9時15分で、7時間の制限時間を設ける。
4月18日にランナーの募集を始め、5月3日に2万人の定員を上回り抽選が決定した。引き続き5月31日17時まで募集を行う。抽選結果発表は6月30日を予定する。
現在、大会をサポートする団体ボランティアの募集を先着順で受け付けている(個人ボランティア受け付けは5月22日より)。主な活動内容は、ランナーへの配布物封入作業、ランナー受け付け、手荷物預かり・会場誘導、給水・給食の配布準備、コース(沿道)の整理、スタート・フィニッシュ会場でのランナーサービスなど。申込単位は1団体につき5人以上。参加資格は15歳(活動日現在)以上で、ボランティアリーダーが10月14日・15日に開催予定のいずれかのボランティアリーダー説明会に参加できることなどが条件。
実行委員会事務局担当者は「これまでの10年間でランナーやボランティアをはじめとする大会を支える全ての人で『ありがとう』を積み重ねてきた。スタートからフィニッシュまで、市民ランナーがトップランナーと共に、競技レベル、年代を超えて、一人一人のランナーが挑戦し続ける大会、参加する全てのランナーのチャレンジを応援する大会を目指している」と話す。