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神戸市須磨区役所で「名谷ワッショイ講座」 受講者を募集

昨年開催「名谷ワッショイ講座」 名谷探訪の回、名谷駅での集合の様子

昨年開催「名谷ワッショイ講座」 名谷探訪の回、名谷駅での集合の様子

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 神戸市須磨区役所地域協働課(神戸市須磨区大黒町4)が現在、地域活動の担い手育成事業「名谷ワッショイ講座」の受講者を募集している。

昨年開催「名谷ワッショイ講座」 名谷駅周辺の歴史を年代別地図から考察する様子

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 地域活動の担い手不足による地域力の低下が問題になっており、地域活動の新たな担い手となる人材の発掘・育成に取り組んでいる須磨区。都市ブランドの向上や人口誘引を図る「リノベーション・神戸」プロジェクトで「名谷活性化プラン」を進めている名谷エリアの理解を深め、地域活動を学ぶ講座を昨年初めて企画し、今年で2回目となる。

 受講生や既存の活動者が仲間となり、共に考え行動する講座で、ゲスト講師による講演、ワークショップ、フィールドワークなど、さまざまな形態で全7講座を行う。場所は須磨区役所北須磨支所(中落合2)など。

 講座内容とスケジュールは次の通り。10月4日(18時30分~20時30分)=地域活動とは何か、人と人のつながり方について考え、受講生同士が知り合う交流の場「井戸端会議」、10月11日(同)=同じ地域内に住む人々がつながり活動している団体と、昨年本講座から生まれた団体を紹介する「地縁型団体って?」、10月18日(同)=同じ関心や目的を持つ人々がつながり活動している団体を紹介する「テーマ型団体って?」、10月22日(10時~12時)=落合池周辺を探訪しながら、ボランティア団体「須喜磨会」と一緒にゴミ拾いを体験する「探訪ゴミ拾い」、10月25日(18時30分~20時30分)=これまでの講座からの気づきをヒントに、課題・できることを考えるワークショップ「自分ワークショップ」、11月4日=名谷駅前広場での「名谷ふれあい祭」を体験する「お祭り体験」、11月8日(18時30分~20時30分)=修了式で今後の活動の発表、これからにつなげる既存地域団体との交流の場「担い手任命式」。

 同講座を企画する「Onice(オニス)」代表の森田順子さんは「好奇心ある人々と仲間になり、共に名谷のことを知り・感じ・考えて、自身が楽しみながら地域活動にトライする機会を作る講座を企画した。かつて地域を盛り上げたお祭りでおみこしを担ぎ、団結を作ったように、一緒に地域を守り育ててほしい」と話す。

 18歳以上(高校生不可)、神戸市民が対象。料金は3,000円(全7講座分・資料代など含む)。募集人数は15人。募集締め切りは8月31日21時。申込者多数の場合は抽選で、9月中旬ごろに結果を通知する。申し込みは神戸市のイベント予約ページで受け付ける。

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