ダンス、ライブ、フードが融合した音楽フェス「HYOGO LOCKIN’ FES(ヒョウゴロッキンフェス)」が8月19日・20日、神戸の2会場で開催される。
会場は、19日=「Harbor Studio(ハーバースタジオ)」(神戸市中央区波止場6)、20日=「KIITO(デザイン・クリエイティブセンター神戸)」(小野浜町1)。主催は兵庫県ストリートダンス振興団体「29smokey(トゥエンティナインスモーキー)」。
昨年9月、同団体がダンスシーンの活性化を目的に初開催した同イベント。期間中、「異なるジャンルが互いの境界線を越えて交じり合うこと」を意味する「クロスオーバー」をテーマに、ダンスバトルやバンドによる生演奏、ライブペイントなどを展開する。
同団体代表の「TAKE-C」こと福島健さんは神戸出身。2000(平成12)年からダンスを始め、関西を代表するダンスチームのリーダーとして2014(平成26)年開催の世界大会「JDD vol.21」で優勝を果たした。現在もダンサーとして活動する傍ら、地元神戸でイベント主催、舞台制作、アパレルブランド展開、次世代ダンサーの育成など、精力的に活動している。
福島さんは「今回の目玉は15歳以下と16歳以上に分かれて行うダンスバトル『LOCKIN’ 1vs1 BATTLE』。2日目の準決勝、決勝ではバンドの生演奏をバックに白熱のバトルを繰り広げる。ダンスだけでなく、DJタイムやライブペイントなど、さまざまなコンテンツを用意しているので、ダンスを知らない方、音楽好きの方、フェス好きな方に幅広く楽しんでもらいたい」と話す。
飲食ブースは、本場仕込みのメキシコ料理を提供する「CASA DE SARASA HIMEJI」(姫路市北条永良町)、精肉卸直営の焼き肉店「MEAT STATION」(灘区友田町3)、三宮の創作イタリアン「ディべロップメントキュイジーヌ」(中央区北長狭通2)が出店する。
福島さんは「20年以上、神戸のダンスシーンを盛り上げるためにいろいろな取り組みをしてきた。その中で感じた神戸らしさを、ストリートダンスを通じて発信したい。地元の若手ダンサーと全国から集結するダンサーとの交流が刺激となって、ダンスシーンの活性化につながれば」と期待を寄せる。
開催時間は12時~20時(11時30分開場)。前売り券=4,500円、当日券=5,500円(以上、要別途チケット手数料・ドリンク代)。