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神戸で「阪神淡路大震災1.17のつどい」 能登の被災者と「ともに」

今年の文字として1月12日に発表された「ともに」を4000本の紙とうろうで描き、能登半島地震の被災者にも思いをはせた

今年の文字として1月12日に発表された「ともに」を4000本の紙とうろうで描き、能登半島地震の被災者にも思いをはせた

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 「阪神淡路大震災1.17のつどい」が現在、三宮の都市公園「東遊園地」(神戸市中央区加納町6)で開かれている。

ルミナリエの準備も進む東遊園地に面したビルでは「1.17」の形での点灯も

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 1995(平成7)年1月17日午前5時46分に発生した阪神・淡路大震災で亡くなった方を追悼するとともに、震災で培われた「きずな・支え合う心」「やさしさ・思いやり」の大切さを次世代に語り継いでいくため、毎年1月17日に開いている同イベント。29年目となる今年は、1月1日に発生した能登半島地震の被災者へも思いをはせ、今年の文字として1月12日に発表された「ともに」を約4000本の紙とうろうで新たに並べた。例年同様、「1.17.」の文字も約3000本の竹とうろうで並べている。

 阪神・淡路大震災の発生時刻である午前5時46分には、時報とともに同イベント実行委員長の藤本真一さんの発声により会場参加者全員で黙とうが捧げられた。

 黙とうに続いて、震災で母親を亡くした鈴木佑一さんが遺族代表としてあいさつ。震災後離れて暮らすこととなり消息不明となった兄を探し続けた末、昨年再会することができ、1月17日に、共に母親の墓参りに行けることになったことを紹介。「止まった私の家族の時間が今日、やっと動き始めます」と涙ながらに話した。

 その後、久元喜造神戸市長があいさつに立ち、「震災を経験していない市民が増えていく中、震災から得られた経験や教訓を風化させることなく、次の世代に継承していくことが求められている」と話した。「神戸市は市民の参画を得て被災地への支援を行いながら、震災の記憶を伝えていく」とも話し、能登半島地震の被災者にも思いをはせた。

 東遊園地では、能登半島地震の発生時刻である16時10分と、阪神・淡路大震災発生時刻の12時間後の17時46分にも黙とうが捧げられる。

 「阪神淡路大震災1.17のつどい」は17日21時まで。

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