大丸神戸店で「恵方巻き」の予約受け付け開始-2万本を販売へ

フードコーディネーターSHIORIさん監修の「今どきのえびす巻き」

フードコーディネーターSHIORIさん監修の「今どきのえびす巻き」

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 大丸神戸店(神戸市中央区明石町、TEL 078-331-8121)は現在、節分用「巻き寿司」の予約を受け付けている。

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 期間中、同店のオリジナルや同店内各店が用意する「恵方の丸かぶり」用の巻きずしを予約販売する。今月31日まで予約を受け付け、2月3日の節分当日に受け取りができる。

 節分は体調を崩しやすい季節の分かれ目に流れ込む邪気を追い払い、1年の無病息災を願うもの。節分の行事としておなじみの豆まきは、疫病などをもたらす悪い鬼を追い払う厄除けの儀式として平安時代から行われていたといわれ、イワシの頭を柊の小枝に刺して門口や軒下につるす風習も魔よけのためだという。

 「恵方の丸かぶり」とは、節分にその年の恵方(歳徳神がいるといわれる方向)を向いて無言で願い事をしながら巻きずしを丸ごとかぶりついて食べるもので、関西ではなじみの深い習わし。巻きずしには「福を巻き込む」という意味が込められ、切らずに丸ごと1本食べるのは「縁が切れないように」という意味があるという。今年の恵方は「西南西」。

 2月3日限定で扱う恵方巻きは、50本限定の青森・大間産の「天然本まぐろ巻き」(1本1,500円)や、200本限定で生本まぐろの大トロをはじめ、真鯛やカンパチなど海の幸を巻いた「特特上海鮮太巻大とろ入」(1本1,580円)、フードコーディネーター・SHIORIさん監修の「今どきえびす巻き」(700円、限定70セット)などバラエティー豊かに展開。「今どきえびす巻き」には明太子や鳥のささみ、エビフライなどを使用し、3本セットのうち1本をノリではなく錦糸玉子で巻きカラフルに仕上げている。

 同店広報担当の石川景子さんは「若い世代にも受け入れられやすいカジュアルな食材を使った今どきの恵方巻きから本格的な究極の海鮮巻きを中心にバリエーション豊かにご用意。『SHIORIのえびす巻き』はアラサー世代の女性をターゲットにしているので、彼女たちが身近に感じる具材を使用、アレンジした」と話す。「当日は2万本近くを販売する。ファミリー層を中心に、恵方巻きをイベントとして楽しまれる方、伝統行事として取り入れられている方などにご利用いただければ」とも。

 営業時間は10時~20時。

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