「神戸市立長峰中学校 東京芸大出身者によるアフタヌーン・コンサート」が6月23日、灘区民ホール(神戸市灘区岸地通1、TEL 078-802-8555)で開催される。
「神戸市立長峰中学校 東京藝大出身者によるAfternoon Concert vol.4―椿の愛と死―」チラシ
長峰中学校(灘区長峰台2)を卒業し東京芸大で音楽を学んだ同世代の3人が、生まれ育った地元への感謝の気持ちを音楽で届けようと企画した同イベント。
4度目となる今回は、「椿の愛と死」をテーマにオペラ作品「椿姫」を取り上げ、東京芸大の学友をゲストに招き、ハイライト形式で上演する。第1部は日本の歌曲が描く「日常」、第2部はG・ヴェルディの「椿姫」を演奏する。主演は、バリトン=植田雅朗(まさあき)さん、ソプラノ=影山亜由子さん、ピアノ=宮本汀(みぎわ)さん、テノール(ゲスト)=野中裕太さん。
主演者の植田さんは「今年も開催することができた。普段私たちがどのようなことに取り組んでいるかを地元の人に知ってもらえたら。目の前で聴く生の音楽をぜひ体感していただきたい」と来場を呼びかける。
同施設スタッフの森内真理さんは「主演の3人はこれから世界で活躍することが期待されている音楽家。今の段階の演奏を地元の人にも聞いていただきたい」と話す。
14時開演。チケットは全席自由、一般=2,000円、小中高生=1,000円。予約は、ローソンチケット、灘区民ホールで受け付ける。