さぬきうどん専門店「おうどん たか乃」(神戸市灘区深田町4)が11月21日、JR六甲道駅前にオープンした。
元教員の中山喜人さんが開いた同店。店名は出店を後押しした妻、敬乃(たかの)さんの名から付けた。
出店に当たり、喜人さんは敬乃さんの出身地である香川県「宮武うどん」(高松市)で修業した。喜人さんは「高松を訪れる際は毎回、夫婦でさぬきうどん店を食べ歩いた。宮武うどんを訪れた際、『しょうゆうどん』に感動した」と振り返る。喜人さんはうどんを食べた翌日、再度店を訪れ、店主に弟子入りを志願。4月から半年間の修業を経て独立出店にこぎ着けた。
店舗面積は約15坪。席数は、カウンター=9席、テーブル=6席。メニューは、「かけうどん」(600円)、「きつねうどん」(750円)、「豚天」(5個=500円)など。うどんや天ぷらは注文を受けてから調理。出来たてを提供する。
「宮武うどんのようなコシがでるよう、使う水に合わせた小麦の種類や量の調整には気を使っている」と中山さん。「気軽に来てもらい、『おいしかったな』とくつろげる空間を提供したい」と意気込む。
営業時間は、11時~15時、17時~21時。