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神戸チキンジョージで5年ぶり「立春朝搾りを飲む会」

立春の早朝に搾り、瓶詰めされ、祈祷を受けた富久錦の「立春朝搾り」

立春の早朝に搾り、瓶詰めされ、祈祷を受けた富久錦の「立春朝搾り」

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 「富久錦 生原酒 立春朝搾りを飲む会」が2月3日、ライブハウス「CHICKEN GEORGE(チキンジョージ)」(神戸市中央区下山手通2)で開催された。

一人3杯まで飲むことができる

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 1998(平成10)年から始まった「日本名門酒会」の「立春朝搾り」は、立春の未明に搾ったばかりの日本酒を、地元の神社での祈願後、その日のうちに消費者に届けるという、「日本酒界のボジョレ・ヌーボー」とも言われる縁起物。日本名門酒会によると、現在35都道府県の41蔵が「立春朝搾り」参加蔵元だという。

 この日は、兵庫県で唯一参加している「富久錦」(加西市)の立春朝搾りを、その年の平和を願ってその日に飲もうと、「水道筋音楽出版」の谷奥孝司さんと「チキンジョージ」の児島勝さんが企画。コロナ禍などがあり、チキンジョージでの開催は5年ぶりとなった。

 会場では、富久錦の杜氏自らが参加者に新酒を注ぎ、もろみを一晩中搾り続けた後すぐに瓶詰めして出荷しなければならない苦労や喜びを参加者に語った。参加者は一人3杯の「立春朝搾り」をつまみと共に楽しみ、平和と春の到来を祝った。谷奥さんは「この会はみんなで楽しく飲む会。みんなで立春を祝うことができ、うれしい。今年も笑顔で乗り切りたい」と笑顔を見せる。

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