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神戸・鈴蘭台で「森の入りぐちサロン」 「登校拒否」テーマに話し合い

「楽しい人の所には楽しい人が集まる」と話す「森の入りぐち」代表の久木田啓さん

「楽しい人の所には楽しい人が集まる」と話す「森の入りぐち」代表の久木田啓さん

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 地域交流イベント「森の入りぐちサロン」が3月13日、「森の入りぐち」(神戸市北区鈴蘭台北町4)で開催された。

「叱る基準カード」を使い、子どもたちとの接し方を考えた

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 鈴蘭台地区を活性化し住民同士で地域の発信力を高めようと企画した同イベント。少子高齢化やにぎわいの喪失、コミュニティの不足などの鈴蘭台の課題をざっくばらんに話し合う場として、アート活動団体「コウベノモリト」代表の久木田啓さんが2022年2月から開始している。

 当日は、元新聞記者の久保田武さん、クリスチャン・アーティストの塚本博希さん、音楽ユニット「fukuda_plus」の福田さん夫妻、鈴蘭台で「うわの空美術館」を運営する田島由美さんなどが参加。「tokyo coffee(トーキョーコーヒー)」活動について話し合った。

 トーキョーコーヒー活動は、「登校拒否」の文字を並べ替えたプロジェクト名で、学校に行けない子どもたちの受け皿として各地に拠点を作ろうという試み。「森の入りぐち」も2023年5月から同プロジェクトに参画しており、今後どんな事業を具体的に行うかを検討した。同プロジェクトが開発した「叱る基準カード」を使い、どのシチュエーションで叱るのか、叱る優先度をどうするか、どのように叱るのかなどを考えるワークショップも行った。

 久木田さんは「子どもとどう向き合うのかということを意識しながら、今後の拠点活動に生かしていくことが共有できた。今日のように、楽しいことをしている人の所に楽しいことが起こるので、今後も鈴蘭台で実践していきたい」と話す。

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