
神戸市小売市場連合会(神戸市中央区東川崎町1)が3月14日、神戸小売市場の魅力を未来につなぐオリジナル応援ソング「いちばへ行こう~神戸のいちばの唄~」を発表した。
同連合会は昨年、創立75周年をきっかけに、加盟小売市場全体のステートメント「神戸小売市場宣言」を策定。「『神戸いちば PROUD』もう一度、毎日を愛せる暮らしを。」をスローガンに、小売市場の広報を強化し、外部審査員が選んだ「いちばPROUD認定商品」22商品を定めるなどの取り組みを行ってきた。
同オリジナルソングは、次世代を担う子どもたちに市場の魅力を伝えようと制作した。作詞作曲を担当した同連合会副会長の武長一仁さんは「ポップなメロディーと女性ボーカルで親しみやすくした」と語る。
武長さんは「子どものころに市場でいい思い出をつくったら、大人になっても市場に帰ってきてくれるのでは。多くの子どもに歌をきっかけに市場のことを知ってもらえたら」と話す。同連合会会長の井上善照さんは「歌詞には国語の授業でも使えるような工夫もしている。子ども向けにふりがな付きのパンフレットやマップも作った。歌と一緒に広げていきたい」と期待を込める。
同楽曲は現在、各種配信サイトで視聴できるほか、ユーチューブではダンス付き動画を公開している。ダウンロードサイトを通じ音源の販売も行っている