神戸で「とんぼ玉」作品展-バラやタンポポを表現した作品など120点展示

竹内大祐さんの展示作品

竹内大祐さんの展示作品

  • 0

  •  

 KOBEとんぼ玉ミュージアム(神戸市中央区京町、TEL 078-393-8500)で4月17日、企画展「トンボダマイズム-竹内大祐作品展-」が始まった。

[広告]

 同展は、竹内大祐さんのとんぼ玉作品約120点を展示するもので、西日本初となる作品展。竹内さんの作品はとんぼ玉の中にバラやタンポポ、鳥、金魚などの動植物や、タイル模様やレース模様などを表現しているのが特徴。

 アートマーブル(とんぼ玉)の歴史は古く、さまざまな種類のものがコレクションアイテムとして親しまれている。欧米ではその洗練された技術やデザインが高い評価を受け、オークションやショーが頻繁に行われるほどの人気を誇るという。大きさは直径3~6センチ程度のものが中心。ここ数年は制作人口も増え、すそ野を広げている。

 開催初日には竹内さんが、パーツの解説を交えながら、玉を作るうえでの思いやコンセプトなどを語るトークイベントも開かれた。現在に至るまでの遍歴を披露したほか、参加者からの質問にも応えた。

 同ミュージアムの宮本館長は「若いながらも精緻なテクニックと高い表現力で代表作家の地位を確立している。時代の持つ空気を、独自の美意識を通して表現した作品の数々はアートと呼ぶにふさわしく、多くの感動を与える作品展」とその魅力を語る。

 開館時間は10時~19時。入館料は、大人(高校生以上)=400円、小中学生=200円。5月17日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース