そごう神戸店本館2階の「サンファーレ広場」(神戸市中央区小野柄通8)で5月31日、「2010お中元ギフト出陣式」が行われた。
今月9日より同店本館9階に「お中元ギフトセンター」を開設するのに先駆け、「気勢を上げて中元商戦への士気を高める」ために行われた同イベント。新入社員や「宅訪キャンペーン隊」のメンバーなど約100人が参加した。
同店の今年の中元テーマは「人間共通もらうとうれしい。」。同店が20~80代の男女を対象に行ったアンケート調査の結果によると、20~30代女性が今年贈ろうとしている中元は洋菓子が大半を占めているという。そこでフルーツやデザートを強化、フルーツでは「神内マンゴー(約500グラム×2個)」(1万5,750円)や「クラウンマスクメロン(1,3キロ以上1個)」(6,300円)をはじめ11種類、デザートでは各店のジェラートやアイスなど38種類を用意した。
出陣式で同店の坂本店長は「昨年は神戸に新型インフルエンザが蔓延したこともあってか、今年3月・4月は前年越え、5月も2けた増を達成できた。それは社員が商品や売り場、販売力を磨いた結果。この店が良くなったことをお客さまに伝えてほしい」とあいさつした。同店食品部の近松部長は「今年は冷夏が予想されているので冷たいデザートだけでなく焼き菓子もそろえた。神戸のグルメは自身を持ってお届けできるギフトばかり」とも。
当日はヴィッセル神戸の松岡亮輔選手も登場。同店社員に「ヴィッセル神戸は今年で15周年。阪神・淡路大震災を経験、J2降格という状況もあったが、ここまでやってこられたのは熱い声援のおかげ。頑張れそごう、ともに行こう」とエールを送った。その後キックオフが行われ、松岡選手により蹴られたサッカーボールは、ゴールキーパー役の近松部長にしっかりと受け止められ、参加者からは拍手が起きた。
お中元ギフトセンターは8月9日まで。