神戸で「ポーセレンアート展」-皿やレースドールなど116点展示

半円型のテーブルを使い、展示にも工夫を施した

半円型のテーブルを使い、展示にも工夫を施した

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 神戸らんぷミュージアム(神戸市中央区京町、TEL 078-333-5310)で6月22日、企画展「ポーセレンアートのテーブルコーディネート」が始まった。

レースドール作品も

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 同展は、レースドールと絵付けを教える教室「Rose」主宰の上平田幸子さんと同教室の生徒合わせて3人が出品する企画展。皿やティーカップ、レースドールなどのポーセレンアート作品116点を展示する。

 ポーセレンアートは白磁器の皿に上絵付けを施したものやレースドールを、電気釜で何度か焼成して仕上げるアート。上平田さんの教室には特注で作ったという電気釜があり、作品は3~5回の焼成を重ねる。

 展示スペースにはレースドールが後ろからでも見えるように鏡を使った展示や、半円型のテーブルを重ねた台に作品を展示し、テーブルセッティングの見本を紹介する。さらに、作品に影ができないようにライトを当てたり、ランプの明かりが下から照らす展示台も用意したりするなど、多角的に楽しめる工夫を施した。

 「家にレースドールがあったのがポーセレンアートを始めたきっかけだった」と上平田さん。レースドールのドレスに絵を描きたいと絵付けも学んだ。ペイントはバラやサクラなどの花から創作までさまざま。

 上平田さんは「人形はデザインやレース使いなどが豊富で、まだまだ行き着くところがない。同じように作っても、全く同じものができないところが楽しい」とその魅力を語る。「とにかくアートが好き。花も買ってくるより作りたい、テーブルセッティングに必要なものを全部自分で手づくりしていきたい」と意欲をみせる。

 開館時間は10時~17時。月曜休館。入館料は、大人=400円、小人(中学生以下)=200円。7月4日まで。

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