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「神戸ルミナリエ」前夜にハートフルデー、障害者らが光の祭典楽しむ

「スパッリエーラ」の点灯により会場が温かい空気と光に包まれた。

「スパッリエーラ」の点灯により会場が温かい空気と光に包まれた。

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 阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼し復興を願う「神戸ルミナリエ」の開幕を前に、障害者と介護・付添者を対象とした「ハートフルデー」が12月1日、東遊園地(神戸市中央区加納町6)で開催された。

「光の砦」と題した全長160メートルの「スパッリエーラ」

 同イベントは障害者に「混雑を避けゆっくりと神戸ルミナリエを鑑賞してほしい」と1999年から開催されるもので、今年の来場者は昨年より約1,000人多い1万3,000人(うち車椅子3,000台)。会場のアナウンスは舞台上での手話とプロジェクターで投影された文字で紹介された。

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 協賛するネスレ日本グループは2001年より毎年、社員とその家族がボランティアとして参加し、来場者に温かいコーヒーやチョコレートなどの自社製品を配布している。NPO法人ウィズアスは無料レンタル車椅子サービス「KOBEどこでも車いす」を提供した。

 園内で「光の砦」と題した全長160メートルの「スパッリエーラ」が点灯すると、来場者から歓声が上がった。中国古箏演奏家のウー・ファンさんによるハートフルコンサートも開かれ、会場が温かい空気と光に包まれた。

 夫婦で訪れた市内在住の男性は「毎年、神戸ルミナリエに2人で来ていた。今年、妻が病気で倒れて車椅子生活になってしまった。もう来場を諦めていたがハートフルデーがあることを知り、またこうやって2人で見に来ることができて本当に良かった」と笑顔で話していた。

 神戸ルミナリエの開催期間は12月2日~12月13日。点灯時間は、月曜~木曜=18時ごろ~21時30分、金曜=18時ごろ~22時、土曜=17時ごろ~22時、日曜=17時ごろ~21時30分。