![チョコレートを試食する参加者](https://images.keizai.biz/kobe_keizai/headline/1291775371_photo.jpg)
フェリシモ(神戸市中央区浪花町)が発行するバレンタイン向けのカタログ「幸福のチョコレート」掲載商品の特別試食会が12月4日、同社で開催された。
事前応募した約80人が参加した同試食会では、同社バイヤーのみりさんから買い付け先でのエピソードや国ごとのチョコレートの特徴などを聞きながら、この日のために用意されたたチョコレート約10種類を試食。その後参加者は「どんな箱で届くのか、どんな大きさなのかも知ってほしい」(同社)と、それ以外に準備したチョコレートを見て回り、好きなものを試食した。
用意したチョコレートは、アメリカ・サンフランシスコ「XOXトリュフ」の「いちご」(12個入り 3,300円)やイギリスの老舗ショコラトリー「シャルボネル エ ウォーカー」の「ピンク・マール・ド・シャンパーニュ」(8個入り 2,625円)など。参加者は試食しながらもチョコレートの写真を撮ったり、みりさんの説明をノートに書き留めたりしながら真剣に聞き入っていた。
みりさんは「チョコレート以外にもケーキやプリンなどに関する仕事もしているが、日本人女性のチョコレートに対するオーラはすごいものを感じている。チョコレートはバレンタインデーに男性にあげるだけではなく、自分や友人、家族も幸せにするもの。チョコレートを通じて愛と感謝をみんなで分かち合いたい」と話す。
チョコレートの箱を開け、食べると作られた国や作った人の顔まで頭に浮かぶというみりさん。「12年目の発行になるカタログだが、毎年新しいチャレンジしている。今年は19カ国、155種類のチョコレートを集めたので、比較検討しながらチョコレート選びも楽しんでほしい」とも。
参加者の女性は「毎年この季節が来るのを楽しみにしている。みりさんの説明を聞いて勉強になったので、彼氏に渡すときにはチョコレートの背景も話してあげたい」と話していた。友人と参加していた女性は「父、夫、会社の上司の顔を思い浮かべながら選んだ。でも最初に決まったのは自分へのご褒美チョコレート」と笑顔を見せていた。
チョコレートは同社ウェブサイトで販売する。PC、携帯電話からの申し込みは、バレンタインデー用=1月18日まで、ホワイトデー用=2月6日まで。