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神戸の専門学校で「アジアコンテンツフェス」-アニメ制作企画発表も

同校の学生によるアニメーション制作企画の記者発表会

同校の学生によるアニメーション制作企画の記者発表会

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 神戸電子専門学校(神戸市中央区北野町1)で4月29日・30日、「アジアコンテンツフェスティバル in 神戸 2011」の「ゴールデンウイークスペシャルプログラム」が開催された。

地元ゆかりのゆるキャラに加えキングボンビーがゲスト出演

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 デザイン、造形、デジタル表現などのコンテンツ制作などで「神戸が世界のコンテンツ・ハブとしての機能を持つことをアピールする」ことを目的に開く同イベント。2回目の開催となる今回は、開催期間を3月26日~10月30日と大幅に延長し、期間内でさまざまなイベントを行っている。

 29日・30日にはスペシャルプログラムとして、さまざまなジャンルのクリエーターによる特別セミナーが行われ、「桃太郎電鉄」シリーズの生みの親・さくまあきらさん、男女3人から成る8bitミュージックユニット・YMCK、ガイナックス取締役アニメーション製作本部長・武田康廣さん、「青春ラジメニア」の名物パーソナリティー・岩崎和夫さん、タレント・南かおりさん(通称=かおりん)などが講演を行った。各フロアでは、同校生主催の映像、音響を駆使したアトラクションや舞台イベントなどが披露され多くの来場者でにぎわいを見せた。

 29日には、同校生によるアニメーション制作企画の記者発表も行われた。「未来」をテーマに1年間かけて地元神戸を舞台にしたショートアニメーションを制作し、来年開催の同イベントで発表するという。企画には、「トライガン」「X-メン」など多くのテレビ・劇場作品を制作するマッドハウス(東京都中野区)が技術・制作指導で協力するほか、制作現場の提供などを行う。

 マッドハウスの仙波勇太郎さんは「業界の人材育成のきっかけ作りに協力していきたい」と話した。会場に集まった学生には、「今回協力するにあたって『納期』を意識して制作してもらう。皆さんに制作現場の緊張感を感じてほしい」と語った。

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