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神戸市中央区の記録係として-「神戸経済新聞」が3周年

「神戸デジタル・ラボ」内編集部メンバー、左から舟橋、日野、原田、河島

「神戸デジタル・ラボ」内編集部メンバー、左から舟橋、日野、原田、河島

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 システム開発を手掛ける「神戸デジタル・ラボ」(神戸市中央区江戸町)が運営している「神戸経済新聞」が8月4日、創刊3周年を迎えた。

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 同サイトは地域に根付いた「街ネタ」ニュースをネットで配信する媒体「みんなの経済新聞ネットワーク」の一つ。取材エリアは神戸市中央区を中心とし、飲食店の新規オープン情報やイベント情報、地元企業の取り組みなど、これまでに配信した記事は800本を超えた。2000年4月に創刊した「シブヤ経済新聞」から広がったネットワークは現在、北は北海道から南は沖縄までと海外を含め66エリアで配信している。

 阪神・淡路大震災直後の神戸で産声を上げた同社。「神戸×IT」をテーマに復興と共に成長してきた企業として神戸の魅力をITの力で発信し「街をもっと元気にしたい」という思いから同サイトを立ち上げた。

 同社の舟橋健雄副編集長は「神戸を『何か』で世界一の街にしたいと思っている。世界を見渡せば、ベネチアのガラス、リオのカーニバル、カンヌの映画祭、など『○○といえばこの街』と誰もが思う場所が数多くある。神戸にはそのポテンシャルがあり、それは一つではなく無数にある。それらの組み合わせ自体も魅力」と話す。

 「神戸には地域貢献に取り組む企業・団体・人が数多く存在する。その取り組みを発信することが、当社にとっての地域貢献と考えている。神戸の魅力の一つは地域への愛着。街ネタを通じて地域愛を感じていただければ」と日野悠介記者。ウエツキチエコ記者は「店舗の入れ替わりも含め、街の今を記録していくことが大切。限られた本数の記事の中で、少しでも多くの個人商店を紹介し応援したい」と意欲を見せる。「今後、ソーシャルメディアを活用した情報発信にも力を入れたい」とも。

 舟橋副編集長は「阪神・淡路大震災を経験した街だからこそ東日本大震災からの復興を応援したい気持ちが強い。息長く被災地支援の気持ちを持っていただけるよう、読者の皆さんに情報発信していきたい」と締めくくる。

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