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神戸・栄町通に岡山・津山の生そば店「日進月歩」-関西初出店

日進月歩の「やまかけそば」(950円)

日進月歩の「やまかけそば」(950円)

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 神戸・栄町通に2月8日、そば店「生そば 日進月歩 神戸店」(神戸市中央区栄町通5、TEL 078-341-2601)がオープンした。

黒とブラウンを基調としたシックな雰囲気を演出する店内

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 岡山県津山市内に本店を構えるほか、衣料、雑貨店「KIZOW-MIZUNO(キゾウミズノ)」など5店舗を手掛ける「キゾウ」が経営する。今回の出店は岡山県外初。

 店舗面積は18坪、席数はテーブル28席。黒とブラウンを基調としたシックな雰囲気を演出する。津山城の桜を思わせる壁面の絵画が目を引き、壁材に使用した杉の木から杉の香りが漂う店内。店名は「お客さまの健康を第一に考え、日本各地から最高の食材を探し確実に一歩ずつ『日進月歩』で感動が実感できる店にしたい」(代表の水野明浩さん)という思いで名付けた。

 「味の9割は素材で決まる」と語る水野さんは、「最高級の素材を全国各地で手間を惜しまず自ら探し出す」という。そばの実は福井県の完全無農薬、無化学肥料で最高ランクの認定を受けた希少な在来種を農家から取り寄せる。天日干しに近い除湿乾燥させた生きたそばの実を磨き、毎朝自家製粉しひきたてのそばを打ち、ゆでて提供。濃い口に仕上げたつけ汁も、水、厚節カツオと日高産昆布、火入れ前の生じょうゆ、国産最上級みりんなどの高級品、無添加にこだわる。

 メニューは、「もりそば」(750円)、「おろしそば」「やまかけそば」(以上950円)、「そばがき」(600円)、「ソバロア(そばのババロア)」(350円)など。ランチメニューは、そば豆腐、そばがき、ソバロアをセットにした「もりそば御膳」(1,500円)、「おろしそば御膳(温・冷)」「やまかけ御膳(温・冷)」(以上1,700円)などを提供する。ディナーは、関西初上陸の岡山県北部で生産される幻の青大豆「きよみどり」を使用した「湯葉しゃぶ」(1,250円)、「湯葉さし」「焼き豆腐」(以上500円)、「やっこ」(400円)なども用意。ドリンクは、日本酒(700円~)、焼酎(500円~)、グラスワイン(700円)などをそろえる。

 将来、アメリカでそば店を展開するための足掛かりとして神戸と横浜に注目したという水野さん。「うどん文化の関西、おしゃれな街神戸のお客さまにどのような支持が得られるか知りたい」と話す。「健康は『そば』からと言われるほど、そばは不老不死の食事と言われている。大豆やそばには体を温める効果があり日本人に向いている。多くの方に、生きたそばと幻の青大豆の湯葉料理をご賞味いただきたい」とも。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー18時~20時。麺が無くなり次第終了。水曜定休(12月のみ全日営業)。

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