兵庫県上郡町では、令和7年7月26日(土)、町内を流れる清流・千種川の河川敷を舞台に
「第43回“川の都”かみごおり川まつり」を開催いたします。
昨年は過去最多となる約12,000人の来場者でにぎわい、地域を代表する夏の一大イベントとして定着。今年は上郡町合併70周年という節目にあたり、地域全体が一丸となって準備を進めています。
当日は1700発の打ち上げ花火をはじめ、露店や鮎つかみ体験、ウォーターパーティーなど上郡町の自然と人の温かさを感じられる内容が満載。子どもから大人まで、多世代が楽しめる一日となります。
また、本イベントは「ホームカミングデー」としても位置付けています。
上郡町外に住む出身者やご縁のある方々にふるさとへ足を運んでいただき、再びつながりを深めることで郷土への愛着や新たな交流が生まれる機会となることを期待しています。
見どころ:名水のまちに咲く1700発の大輪
会場に流れる千種川は、「名水百選」にも選ばれた清流であり豊富な水量から“枯れない川”として親しまれています。
この自然の恵みを背景に、夜空を彩る花火が打ち上げられ幻想的な夏の夜を演出します。
当日は千種川に架かる上郡橋を歩行者専用とし、橋上に花火の観覧エリアを設けます。
さらに、車いすをご利用の方のための専用観覧スペースも設置し、年齢や身体的条件に関係なく誰もが安心して楽しめる環境づくりを進めています。
また、協賛金2,000円をお寄せいただいた方限定で特別観覧席もご用意しております。
ぜひベストアングルから迫力満点の花火をご堪能ください。
地域参加型の夏イベントで広がる、多世代交流の輪
川まつりでは地域住民が主役となる参加型イベントが多数開催され、世代を超えた交流の場としても親しまれています。
中でも注目は、地元の自然と知恵を受け継ぐ「チチコ釣り大会」。
清流にしか生息しない希少魚“チチコ”の釣り方を、大人たちが子どもたちに伝える光景は、世代間交流の象徴ともいえます。
地域の河川保全活動とも連携し、楽しみながら自然環境への理解を深める貴重な機会となっています。
開催日時:川祭り当日 9時~11時の間 4部制の時間枠に分けて実施します。
家族連れにもやさしい、誰もが楽しめる環境づくり
今年度も乳幼児を連れたご家族が安心して来場できるよう、授乳やおむつ替えができる専用スペースを上郡地区公民館内に設置しています。
また会場周辺には無料駐車場を多数確保しており、遠方からお越しの方にも安心してご利用いただけます。移動手段に制約のある方も含め、すべての方が快適に過ごせる会場づくりを進めています。