神戸メリケンパークオリエンタルホテル（神戸市中央区波止場町、TEL 078-325-8111）は11月1日から、クリスマス装飾を開始する。

　今年は「Christmas in the sea」をテーマにクリスマス装飾を行うもので、キーワードは「美しい海と幸せ」。「海に囲まれたホテルで幸せな時間を過ごしていただきたいという願いを込めた」（同ホテル）という装飾には館内外、合計約50,500個のLEDライトを使用し海の中のきらめく世界を壮大に演出する。

　点灯初日には同ホテル、ガラスのチャペル「アクアホール」南側広場で点灯式を開催。17時30分から点灯式が始まり、当日同ホテルで結婚式を挙げるカップルが点灯者として登場し、点灯する。

　外壁のイルミネーションは、ホテル北側側面に架空の魚「Merish（メリッシュ）」のカップルが美しい海の中を仲良く泳いでいるシーンを表現。2匹の間にはピンク色のハートマークがランダムに点灯する。「Merish」とは「Merry（楽しい）」「Meriken（メリケン）」「Fish（魚）」「Wish（願い）」を組み合わせた造語。

　館内のクリスマス装飾はロビー中央吹き抜け部分に海面から差し込む光をイメージした「柔らかな輝きを放つ」（同）巨大なクリスマスツリーを設置。ツリーの前に置かれた貝殻に手をかざすとツリーの色が青から白へと変化する仕掛けも施す。ツリーの高さは約6メートル、クリアのアクリル棒90本、クリスタル風のビーズは3,150個、LEDライトは約13,500個を使用する。

　同ホテル広報室の大岩さんは「点灯式では当日式をあげられるカップルに点灯していただき、点灯の瞬間にはご参加いただいた方々にハート型の風船を空に向けて一斉に放っていただく演出を考えている。たくさんの方にご参加いただいて、神戸の街を彩る点灯の瞬間を見てほしい」と話す。

　点灯時間は17時～24時（初日のみ17時45分ごろ点灯予定）。点灯期間は来年1月12日まで。