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神戸に来春「アンパンマンこどもミュージアム」-初年度は60万人目標に

嫌々握手するアンパンマンとばいきんまん

嫌々握手するアンパンマンとばいきんまん

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 神戸アンパンマンミュージアム&モール有限責任事業組合は8月2日、来年4月に神戸ハーバーランドモザイクガーデン跡地に開業予定の「神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール」についての記者発表を行った。

ポーズをとるアンパンマンとばいきんまん

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 同施設は参加・体験型のミュージアム。1階はアンパンマンや仲間たちのオリジナルグッズをはじめ、玩具や衣類、アクセサリーなどを販売するショップやレストラン、写真館など20店以上が出店するショッピングモール。2階は「お店屋さんごっこ」を楽しんだり、パン工場でジャムおじさんを手伝うことができ、既存の同施設で人気だという「虹のすべりだい」なども備える。常設のシアターではミニステージにアンパンマンや仲間たちが出演。

 記者発表当日はアンパンマンとばいきんまんが登場。「お姉さん」にいたずらしようとするばいきんまんとアンパンマンが戦うパフォーマンスを行い、会場を盛り上げた。後に行ったフォトセッションではリクエストに応えて両者が嫌々握手する姿も。

 神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール準備室の宮本洋さんは「ターゲットは0~4歳くらいのお子さまとその家族。アンパンマンに出会って輝く子どもの笑顔、ある意味で夢中に遊ぶ子どもたちこそがミュージアムの『展示作品』と言えるのでは」と話す。「展示の中に段差を設けることで幅のある遊びを提供するのが神戸(の施設)の特徴。初年度は有料利用者60万人を目標としている」とも。

 「アンパンマンこどもミュージアム&モール」は、2007年の横浜での開業を皮切りに、名古屋仙台に次いで全国4カ所目、西日本では初となる。「愛と勇気」「優しさと友情」「元気100倍」というメッセージを発信し、「子どもたちが満面の笑みに慣れる夢の空間」(同組合)を目指す。

 神戸ハーバーランドのモザイクは今年街開き20周年を迎え、施設のリニューアルを予定している。リニューアルの先陣を切る同ミュージアム。担当者は「関西の未来を担う子どもたちへたくさんの愛と勇気を届け、また地域活性化の一端を担いたい」と話す。

 入館料は1,500円。

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