元町一番街で「収穫祭」-地元兵庫県産の素材を使ったとん汁も

昨年度の開催の様子

昨年度の開催の様子

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 元町一番街(神戸市中央区元町通1)特設会場で11月15日・16日、「元町一番街収穫祭」が開催される。主催は元町一番街商店街振興組合。

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 同イベントは「地産地消」をテーマに開催されるもので、毎年11月に開催される。今年で2回目。毎月行われている「水曜市」の集大成イベントで、毎回の来場者は4,000人を越える。

 同イベントでは「もと1ワゴン」と題し、ファッション用品やアクセサリー、生活雑貨を中心としたワゴンセールを開催する。「日ごろのお客様への感謝を込めて」(同組合)行う同セールは、イベント参加店各店が特別奉仕品などをワゴン販売する。

 「地産地消元町フェア」では、兵庫県下で生産された新鮮な食材などを地元生産者が直接販売する。「味わいの里 三日月」(佐用郡)ではシイタケや米、もちなどを、「アイスクリーム工房 BOSS&MOM」(三木市)ではアイスクリームや野菜を、「とだ竹芸店」(三木市)では伝統工芸・美吉籠や竹細工を。それぞれ販売する。

 同組合の徳山隆秀事業部長は「地産地消により遠くまでの物流の必要がなくなり、CO2の低減で地球環境にも大いに貢献できる。健康志向が叫ばれる昨今だからこそ、地元の食材の豊かさを知っていただき、皆様の健康のために地元の食材を大いに活用していただければ」と話す。

 地元学生が参加するイベントも多数用意。兵庫県立鈴蘭台西高校による「和太鼓コンサート」や神戸大学ちんどん屋サークルによる「神大モダン・ドンチキ」なども演奏される。元町1番街婦人部からは各日先着250人限定の地元の食材を使ったとん汁サービスも。

 徳山さんは「昔の元町商店街の写真を集めたパネル展示も同時に行う。昔から商店街を知っている人は『とても懐かしい』と好評をいただいているが、若い世代の方にも自分の街の成長をぜひ見てほしい」と期待を寄せる。

 開催時間は11時~19時。

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