兵庫の「地産地消」テーマに元町一番街で「収穫祭」-1万人集まる

地元兵庫県産の食材を求めて、1万人が集まった

地元兵庫県産の食材を求めて、1万人が集まった

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 元町一番街(神戸市中央区元町通1)特設会場で11月15日・16日、「元町一番街収穫祭」が開催された。主催は元町一番街商店街振興組合。

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 同イベントは「地産池消」をテーマに開催されるもので、毎年11月に開催される。今年で2回目。毎月行われている「水曜市」の集大成イベントに位置づけられる。

 兵庫県立鈴蘭台西高校「をとこ組」の和太鼓の演奏で幕を開けた同イベントは、神戸大学ちんどん屋サークルの「神大モダン・ドンチキ」披露や、当日同商店街で3,000円以上購入した利用客へのお楽しみ袋の引渡し、先着250人に地元の素材を使った「とん汁」配布など、盛りだくさんの内容となった。

 今回初めて同イベントを訪れた大阪府在住の女性客は「兵庫県といえば『港』のイメージだったが、こんなに野菜が豊富にとれることに驚いた。店頭の皆さんがいきいきとしているので、元気をもらえる」と、淡路産のタマネギ5個を購入していた。同イベントでは他にも、村岡産の大根や白菜、佐用町産の紫黒米や生シイタケ、淡路産の米などを販売した。

 「地産地消元町フェア」に出店した「アイスクリーム工房 BOSS&MOM 西山牧場」(三木市)の西山さんは「昨年の収穫祭にはアイスクリームのみを販売したが、今回は野菜や芋も販売した。アイスクリームでは『牧場ミルク』(300円)が一番人気、水曜市にも出店しているので野菜や果物をふんだんに使い素材を大切にした豊かな味わいをぜひ一度ご賞味いただければ」と話す。

 併せて開催された神戸元町懐古写真パネル展では、明治7年に「元町通」と名付けられそれから130年あまりの歴史を明治、大正、昭和と分けて展示した。展示パネルの前で立ち止まり、昔の様子を懐かしむ老夫婦の姿も多く見られた。

 同組合によると、今回の来場者は2日間で10,000人を越えたという。

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