神戸・トアウエストに11月15日、鉄板焼きダイニング「神戸ステーキ 彩ダイニング」（神戸市中央区下山手通3、TEL 078-331-5638）がオープンした。

書家・川尾朋子さんが揮毫（きごう）した「彩」を飾るエントランス

　若いスタッフが中心の同店。店舗面積は25坪、鉄板カウンター20席、テーブル8席を設ける。食材を調理する鉄板の厚さは30ミリで、熱源には加熱ムラの少ない遠赤外線ヒーターを使用。店内は神戸のデザイナーがプロデュースし、白が基調のシンプルかつ重厚な落ち着いた空間に仕上げた。エントランスなどを飾る「彩」の文字は書家・川尾朋子さんが揮毫（きごう）した。

　「もっと神戸ブランドを広めたい」という思いから、昨年3月に脱サラしたというオーナーの崔友志（さいゆうし）さん。退職後は調理師学校へ通い調理師免許を取得。10年以上飲食業に携わっている料理長を迎え、今回の開店にこぎ着けた。厳選した神戸牛・黒毛和牛のみを使い、野菜ソムリエの資格を持つオーナーが選ぶ旬の野菜をふんだんに使った料理を提供する。

　ランチメニューは「黒毛和牛ステーキランチ」「彩ダイニング特製和牛ハンバーグランチ（フォアグラ、神戸牛入り）」（以上2,415円）など。コースメニューは「神戸牛ロースステーキコース」（8,820円）、「黒毛和牛ロースステーキコース」「黒毛和牛フィレステーキコース」（以上5,250円）などで、いずれもオードブル、スープ、サラダ、焼野菜、デザートライスまたはパン、コーヒーまたは紅茶が付く（ランチメニューの場合、オードブルとデザートは1,000円追加）。「フォアグラの鉄板焼き」（1,785円）、「活（い）きアワビの鉄板焼き」（2,415円）、「ホタテの鉄板焼き（2個）」（1,470円）などの単品メニューも用意する。ドリンクメニューはグラスワイン（赤・白＝630円、スパークリング＝945円）、各種ボトルワイン（2,625円～1万290円）、生ビール（630円）、ソフトドリンク（472円～）などをそろえる。

　崔さんは「食材だけでなく、スタッフのサービスにもこだわった。お客さまの思い出に残る時間を演出したい」と話す。

　営業時間は、ランチ＝11時30分～14時、ディナー＝17時30分～21時（以上ラストオーダー）。水曜定休。