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三宮のラーメンエリア「麺ロード」に新店「なる」、一般審査で店舗入れ替え

「神戸麺処 らーめん なる」の「焦がし味噌らーめん」(850円)

「神戸麺処 らーめん なる」の「焦がし味噌らーめん」(850円)

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 神戸・三宮「さんちか8番街」の「麺」をテーマにしたフードエリア「麺ロード」(神戸市中央区三宮町1)で2月22日、「第3ステージ」が始まった。運営はラーメン店「皇蘭」「北海ラーメン」などを展開している北海(本社=灘区)。

第3ステージから加わった「神戸麺処 らーめん なる」

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「半年間で売り上げが最下位の店は退店し、新たな店を加えてさらに6カ月間運営する」というルールを掲げ、2011年11月にオープンした同エリア。今月、第2回の売り上げ集計を行い、最下位だった店が19日で閉店し、代わって新店「神戸麺処 らーめん なる」が登場した。今回は新聞で募集した一般審査員がノミネート3店のメニューを試食し、採点審査の結果、同店の出店が決定した。

 新店はカウンター9席。九州で博多ラーメンの修業を積み、独自のレシピでラーメンを提供する鈴木和好さんが開発スーパーバイザーを務める。「夏場には日本では見たこともないようなラーメンを提供する予定」という。

 メニューは、神戸産のみそを使い審査会にも出品した「焦がしみそらーめん」(850円)、豚骨を15時間かけて抽出するスープを使った「白拉麺」(700円)、少し辛みを利かせた「赤拉麺」(800円)、だしを甘く仕立てた「黒拉麺」(850円)など。

 北海の田鍋仁章社長は「今回はオープンから1年が経過して、ベーシックにお客さまから愛される店に入ってほしかった。そのために一般から募集した審査員による審査を行い、お客さまの求めている味を知りたかった」と話す。「6カ月という期間はあっという間。今後も神戸の『麺』文化の発信地として今まで以上に前進したい」とも。

 営業時間は10時~21時。第3水曜定休。

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