ネスレ日本(神戸市中央区御幸通7)の社員、役員らによる有志約70人が12月2日、神戸旧居留地と東遊園地で行われた「神戸ルミナリエ ハートフルデー」にボランティア参加した。
同イベントは神戸市やその近隣に在住する障がい者に「混雑を避けゆっくりと『神戸ルミナリエ』を楽しめるように」と1999年から開催されるもので、介助者を含めて毎年1万人以上の来場者があるイベント。
同社は2001年から毎年社員ら有志のボランティアが同イベント会場で温かいコーヒーやチョコレートなど自社製品を来場者に配布するもので、今年で8回目を数えた。ボランティアへの参加者は社内イントラネットで募集し、社員・派遣社員・来春採用内定者、外国人役員やその家族らで構成され、今回の活動には代表取締役会長兼社長のクリス・ジョンソンさんも参加した。
当日はイベント開始30分前の17時30分から約2時間30分にわたり、「ネスカフェ ゴールドブレンド」と「ネスカフェ 匠」を合わせて3,500杯、「ネスレ キットカット」5,400個などを配布した。同活動の目的について、同社は担当者は「社員にボランティア参加の機会を提供し、自社製品の配布を通じて地域の方々とのつながりの大切さを実感してほしい。結果として社員の帰属意識や労働意欲の向上につながれば」と話す。
活動に参加した同社社員からは「来場者に喜んでいただけると、自分も心が温まりやってよかった」「来場された方々がとても楽しそうで見ているこちらも楽しかった」などの声が聞かれた。