神戸電子専門学校(神戸市中央区北野町1)北野館地下1階のソニックホールで3月22日、「神戸モトマチ大学 Sparks!」が開催される。昨年7月に初めて開催され、今回で3回目。
同イベントは、「元町から三宮を広大なキャンパスとして、学びから人の輪を生み出す」プロジェクト「神戸モトマチ大学」が主催。「生活デザインの未来を創ろう」とチャレンジしているイノベーターを集め、神戸から世界に発信するプレゼンセッション。「神戸には、すでに衣食住を中心とした生活デザインの分野で多くの光る企業がありクリエーターが活躍している。その大きな可能性をもっと生かしていくために『Sparks!』というステージを作った」と、神戸モトマチ大学・準備室代表の村上豪英さん。同イベントを通して、日本中の「次の生活デザイン」を神戸に集め、世界に向けて発信していくことを目指す。
今回は、「誰もチャレンジしたことがない領域に軽々と飛び込むクリエーティブなアクティビスト」に着目。環境、福祉からアート、まちづくりまで、4人のゲスト講師が「神戸から発信したい次のくらし」をプレゼンする。
講義内容は、NPO法人しゃらく代表理事・小倉譲さんによる「選択肢のある社会をつくる」、神戸R不動産代表・小泉寛明さんによる「神戸移住マップの取扱説明」、アーティスト・ハナムラチカヒロさん(大阪府立大学准教授ほか)による「まなざしのデザイン」、ダンクソフト社長・星野晃一郎さんによる「エコペーパーレスの実現」(以上50音順)。
「神戸モトマチ大学は『行政や大企業でなくても、神戸がもっと輝くために何かしたい』と願っている神戸が大好きなボランティアスタッフで運営している。18年前の震災によって、豊かなライフスタイルがいったん完全に破壊されてしまった神戸では、全ての市民が『くらし』『いのち』『しあわせ』に直面した。だからこそ、この街には生活デザインの未来をつくっていく使命と大きな可能性があると思う」と村上さんは話す。
開催時間は19時~20時30分。料金は2,000円。定員は200人(先着順)。イベント後の交流会「Sparty!」(開催時間=20時45分~22時15分、料金=2,000円、フード・ドリンク付き)の参加も募る。詳細はホームページで確認できる。