エープリルフールに復活宣言をした「神戸・清盛隊」が5月3日にジーベックホール（神戸市中央区港島中町7）で開催する復活第1弾イベント「復活の儀『甦（IKIRU）・未来へ』」のチケットが4月8日、発売開始から約8分で完売した。

神戸・清盛隊

　全席指定で、13時30分～、18時～の2回公演を予定する同イベント。8日10時よりローソンチケットで販売を始めると直後から続々と予約が入り、約8分で完売した。

　平安時代より呼び起こされスマホ型タイムマシンで平成に「やって来た」平清盛、重盛、宗盛、知盛、重衡、敦盛の平家ファミリーと謎の人物・GIONの7人で構成された神戸・清盛隊。閉幕後は平安に「戻り」眠りについていたという7人だったが、ファンからの「清盛隊を存続させてほしい」という多くの声援に応えるために再び目覚めて平成へ戻ってきた。

　4月1日に復活を伝えた神戸経済新聞編集部にもファンから「エープリルフールの嘘か？本当か？」という内容の問い合わせの電話が入るなど、反響を呼んでいた。

　神戸経済新聞のインタビューに応えた棟梁（とうりょう）・清盛は「8分で完売！？いかん！急に緊張してきたわ…お越しくださる皆さまに楽しい時を過ごしていただけるよう我らより一層励みまする。今回チケットが取れなかった皆さま、われらは『復活の儀』以降も神戸を盛り上げるためにいろんな活動をいたしますゆえ、お目にかかれる事を楽しみにしておりまする。さぁ皆さま、面白うまいりましょう！」と話した。

　今後は、神戸市をはじめ全国のイベントへの出演、新拠点でのおもてなし、神出鬼没の神戸の街徘徊（はいかい）など幅広い活動を予定。新曲の発表やオリジナル曲「雅華・Gakka・平安～平成に咲き誇れ～」を含むベスト盤CDやメンバーが考案したグッズの発売も予定している。