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神戸で「マウリッツハイス美術館展」-フェルメール・レンブラントなど48点展示

ヨハネス・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」(1665年頃、油彩・カンヴァス、マウリッツハイス美術館蔵)

ヨハネス・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」(1665年頃、油彩・カンヴァス、マウリッツハイス美術館蔵)

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 神戸市立博物館(神戸市中央区京町、TEL 078-391-0035)で9月29日、同館開館30年記念特別展「マウリッツハイス美術館展-オランダ・フランドル絵画の至宝-」が始まった。

邸宅を巡っているように工夫された会場の様子

 オランダ・ハーグにある王立のマウリッツハイス美術館は、オランダ領ブラジルの総督を務めたナッサウ伯ヨーハン・マウリッツ(1604~1679)の邸宅を使い、1822年に開館。オランダ黄金時代の絵画の殿堂として世界的に知られ、17世紀オランダ・フランドル絵画の珠玉の名品約800点を所蔵している。

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 同展は、マウリッツハイス美術館が改修工事に入るため、フェルメールの傑作として知られ美術館の顔として最も人気の高い「真珠の耳飾りの少女」やレンブラントによる再晩年の「自画像」、オランダ風景画の巨匠ヤーコプ・ファン・ライスダールの「漂白場のあるハールレムの風景」、風刺が利いたヤン・ステーンの風俗画「牡蠣(カキ)を食べる娘」など48点の出品が実現。フェルメールの貴重な初期作品「ディアナとニンフたち」や、フランドル絵画の巨匠ルーベンス、ヤン・ブリューゲル(父)の作品も展示する。

 先に東京都美術館(東京都台東区)で開催された同展には75万人以上が来館し話題を集めた。神戸でも、同作品を「美術館の歴史」「風景画」「歴史画(物語画)」「肖像画と『トローニー』」「静物画」「風俗画」の6つの章に分けて公開する。

 28日に行われた開会式では、主催者である矢田立郎神戸市長をはじめ、マウリッツハイス美術館のエミリー・ゴーデンカー館長らがテープカットを行った。「美術館の宝石の数々をお楽しみいただければ」とゴーデンカーさん。

 矢田市長は「オランダ・フランドルの名画が集合するというめったにないチャンスを神戸に与えていただいた。オランダと日本は、唯一、江戸時代から結ばれていたという強い絆がある。たくさんの方に心ゆくまで堪能していただきたい」と話す。

 開館時間は9時30分~17時30分(土曜・日曜は19時まで)。月曜休館(10月8日・12月24日は開館、10月9日・2013年1月1日は休館)。入館料は、一般=1,500円、高大学生=1,100円、小中学生=600円ほか。2013年1月6日まで。

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