そごう神戸店(神戸市中央区小野柄通8)本館地階正面入口(阪神電車連絡口)外に6月21日、エーデルワイス(本社=三宮町2)がプロデュースする創業100年のベーカリー「LE BIHAN(ル ビアン)」から新たなコンセプトショップ「ル ビアン ルミレーヌ」(TEL 078-200-6131)が初出店した。
「ルミレーヌ(Lumireine)」とは、フランス語の「Lumiere=光」と「reine=女王」から成る造語。「ハイセンスな街・神戸を愛する輝く大人の女性に上質なパンを届けたい」という思いから命名したという。
パン購入率が全国的にも高く「パン食・洋食文化」と「地元スイーツへの誇り」を持つ神戸。30~50代の女性をターゲットに据え、20代後半~40代後半の女性スタッフで「ル ビアン神戸 女性プロジェクト」を発足。「神戸の女性が好む・女性目線」で考案したオリジナル開発商品30種類を含め、約130種類の商品の販売により、そごう神戸店食品売り場全体の活性化を狙う。
開店は朝8時。調理パン(総菜・菓子・サンドイッチなど)の販売シェア拡大と、朝から夜まで、バゲット・トラディッショネルとクロワッサンの焼きたてを販売し、「毎日、朝・昼・夜に立ち寄りたくなる店」を目指す。
商品は、ランチ向けの「ニソワーズ」(420円)、「トマトのタルティーヌ」(336円)、「青ネギとベーコンのタルティーヌ」(315円)、ワインと一緒に食べる「アテパン」として「ラムレーズン」(273円)、「グーテ・オ・ショコラ」(294円)、「あんバター」(273円)、パンをアレンジしたパティシエ発想のデザート「ブリオッシュ・トライフル(ベリー&バナナ、フルーツ)」(各504円)などを提供。子どもが持ちやすく食べやすい形状にこだわった「キッズパン」も用意する。
エーデルワイスの比屋根毅会長は「フランス産の良質の粉・バター・水・イーストを使いフランス製のオーブンで焼き上げる本物の味を提供したい」と話す。「エーデルワイスグループとそごう神戸店とが総力を挙げて取り組み、何度も足を運んでもらえるようにシーンに応じた飽きのこないパンを提供していく」とも。
営業時間は8時~20時。