神戸・トアウエストの輸入雑貨店「神戸香屋(こうべかおりや)」(神戸市中央区下山手通3、TEL 078-325-1400)が7月30日、開店2周年を迎えた。経営はサクセス(尼崎市)。
バリ・インドネシアからの輸入を17年以上なりわいとしてきた社長の高橋克之さん。バリの植物性素材(精油・植物原料など)が人間本来の自然治癒力を高め、生態系にもリサイクルできる点に注目。自然素材にこだわった商品を現地に赴き見て触れて製造工程などを確認した上で仕入れているという。
「癒やしとエコロジー」をコンセプトに合成界面活性剤を使わず、天然素材のみで作られたせっけん、植物の葉・根・実・果実などに含まれる芳香成分を抽出したエッセンシャルオイルやインセンス(お香)、パラフィンを使わず天然のパームオイルや蜜蝋(みつろう)で作られたアロマキャンドルなどを取り扱う同店。14坪の店内は、白を基調としシンプル&ナチュラルで温かみのある空間を演出。「神戸というイメージ」の商品を発信したかったことから「神戸香屋」と命名した。
人気商品は、アロマキャンドル「ダマスクリーフLOVEキャンドル」(1,800円)、完全無添加石けん「Inti Bali(インティバリ)ナチュラルソープ・ライスシャワー」(1,050円)、お香「Jepun Bali(ジュプンバリ)ナチュラルカラーインセンス」(640円)など。
高橋さんは「オープンから2年、日本人が99%知らない商品ばかりで最初は苦戦したが一度使ってもらうとリピーターになる方が7割以上いる。当店のこだわり、自然素材の素晴らしさ、いい香りの持つ効能をたくさんのお客さまに理解いただき感謝している」と話す。「まだまだ日本では無名の商品群だが、この素晴らしい自然素材のいい香りの商品を少しでも多くの方に使っていただけるよう努力を重ねていきたい」とも。
営業時間は11時~20時。月曜定休。