神戸・三宮に11月29日、和風居酒屋「酒と飯のひら井 生田坂店」（神戸市中央区下山手通2、TEL 078-335-0204）がオープンした。

店舗外観

　経営は全国に飲食店を18店舗展開する「平井料理システム」（香川県高松市）。神戸では、同「三宮店」（北長狭通1）に続き2店舗目となる同店。産地から直送した鮮魚と肉、旬の野菜などを1000度のわら焼きの炎で一気に炙（あぶ）る「わら焼き料理」こだわる。三宮店の出店後、徐々に店名も認知され7年間の構想を経ての出店となった。

　店舗面積は243平方メートル。席数はテーブル40席、カウンター10席、座敷60席、個室11室を用意する。最大60人の貸し切りにも対応。店内は木目と黒を基調とした平屋の純和風建築で、広々とした落ち着いた空間で活気のあるスタッフが来店客を出迎える。

　メニューは、「藁焼きかつお（塩・ポン酢）」（各1,280円）、「味豊豚のトンテキ」（900円）、「ひら井式ポテトサラダ」（390円）など。鮮魚は日替わりで提供。かまど飯は、「瀬戸内あなごめし」「鯛めし」（以上800円）などを用意する。コースは、120分の飲み放題が付いた「ひら井名物三昧コース」「そばしゃぶコース」（以上5,000円）、「薬膳火鍋コース（要予約）」（5,500円）などを提供。ドリンクは、灘の「櫻正宗」を樽酒、金稀、焼稀、朱稀、協会一号酵母本醸造など（550円～）各種取りそろえ、ビール、酎ハイ、ハイボール、焼酎、ワインなどを用意する。

　支配人の萩原秀一さんは「地元に密着し、地元から愛される店になりたい。息長く、神戸の元気の源になり地域に貢献できれば」と話す。「これだけの広さの平屋店舗はなかなかない。ぜひたくさんの方に食を通じて幸せになっていただきたい」とも。

　営業時間は17時～翌1時（日曜・祝日は24時まで）。