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神戸のシンガー・ソングライター石田裕之さん活動10周年-ファンに囲まれお祝い

10周年感謝祭でステージを披露する石田裕之さん

10周年感謝祭でステージを披露する石田裕之さん

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 12月12日に音楽活動10周年を迎えた神戸在住のシンガー・ソングライター石田裕之さんのワンマンライブ「LIVE AT ALO ARO-10周年感謝祭!!-」が12月15日、カフェレストラン「ALO・ARO(アロアロ)」(神戸市中央区加納町3)で開催された。

ファンに囲まれ記念撮影する石田裕之さん

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 石田さんは1980(昭和55)年12月21日生まれの32歳。2003年、神戸ルミナリエ応援ソング「聖夜」で活動を始め、阪神・淡路大震災復興の象徴であるルミナリエの存続を願い、CDの収益金を寄付。アコースティックギターでの弾き語りで、神戸まつりのPR活動への参加や、愛知万博に神戸市代表で出場するなど、地域に根ざしたイベントに多数出演する。神戸市立森林植物園での「お散歩コンサート」を定期開催。みなとこうべ海上花火大会の会場音楽プロデュースなど、楽曲提供も多数行う。坂本龍一さん主催の音楽配信サイト「MUSIC TREE」で、USEN賞・カラオケUGA賞・月間MVPほか多数受賞している。

 「神戸から全国へ『良質な音楽』と『音楽を通じた社会貢献』を発信」をコンセプトに活動する石田さん。2006年、第1回環境社会検定合格をきっかけに「エコピープル」として環境保護活動も開始。環境・防災・人権などに関する小中高校での学校講演は90回を超え、神戸学院大学、京都教育大学の非常勤講師も務める。太陽光パネルで発電しながら行う「太陽のコンサート」など環境負荷の少ない音楽活動も実施。バングラデシュの里親でもあり、現地でもコンサートを行った。東日本大震災を受けて、2011年5月から毎月被災地(宮城県石巻市・女川町)を訪問。楽曲「やっぺす石巻」を石巻復興支援ネットワークへ提供し、収益を石巻の復興まちづくりに全額寄付している。

 ライブ当日は立ち見が出るほど満席となった会場でステージを披露。ファンからの事前リクエストに応え、代表曲「とほで」を含むデビュー曲から最新曲までの22曲を演奏した。アンコール後には、ファンからのメッセージと写真が寄せられた記念アルバムとハッピーバースデーの歌のサプライズプレゼントもあり、お祝いムードを盛り上げた。

 石田さんは「ただただ幸せで良いことずくめの10年だった。たくさんの人との出会い、支え合い、刺激、感激があってこそ。感謝の気持ちしかない。でも今はもう次の10年に向けて、希望とワクワクで胸がいっぱい。もっと世界を広げてみせるので、これからも応援していただきたい」と意気込みを見せる。

 今後の予定は、来年1月10日「Kobe SLOPE(旧称=Kobe WYNTERLAND)」(山本通2)で3マンライブ(開催時間=19時~、前売り券=2,000円、当日券=2,500円、ドリンク代別途)に出演。地元・兵庫県内を旅して作ったミニアルバム「I LOVE HYOGO 2」(8曲入り、2,000円)のリリースも予定する。

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