神戸マラソン実行委員会が12月13日、第4回大会を来年11月23日に開催すると発表した。参加者受け付けと「神戸マラソンEXPO」は11月21日・22日に開催する。
「感謝と友情」をテーマに、国内外に阪神・淡路大震災の経験教訓を発信することを目的に開催する同大会。11月17日に開催された第3回大会は2万411人の市民ランナーが参加し、コース沿道では約58万5500人が声援を送った。
「神戸マラソン」の海外での認知度・ブランドイメージの向上と海外からの参加者を増やすことを目的に、第1回大会開催時に提携調印したゴールドコーストマラソン(オーストラリア)と交流大会として兵庫県の姉妹州省である西オーストラリア州で開催される「パースマラソン」に上位入賞者(男女各8人)を派遣することも決定。選定の結果、第3回大会男子優勝の新井広憲さん(中国電力所属)、女子優勝の田中千洋さん(アスレックRC所属)が選ばれた。
来年で36回目を迎えるゴールドコーストマラソンはコースが平たんで走りやすいと言われており、日本からの参加者も多いという。パースマラソンは、1979年より毎年開催されている歴史ある大会で、川沿いの美しいコースを走る。
第4回大会の詳細については、第3回大会の検証を踏まえ来年3月~4月上旬ごろの発表を予定する。