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神戸のカフェレストラン「アロアロ」が5周年-「手話BAR」話題に

店主の白石昇さん

店主の白石昇さん

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 神戸・北野坂近くのカフェレストラン「ALO・ARO(アロアロ)」(神戸市中央区加納町3、TEL 078-230-7388)が1月18日、5周年を迎えた。

店舗外観

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 「こうべウエディングサポート」(加納町3)、「リントラベル」(東灘区)、「アシュール」(元町通3)などと業務提携する同店。店舗面積は87平方メートル、テーブル36席、ソファー8席、オープンテラス席8席を用意する。3.5メートルと高い天井の店内は、白を基調とし開放的で明るい空間を演出。50人までの貸し切りにも対応する。

 「以前はショットバーを14年間経営していたが、6年前に始めた聴覚障がい者と健聴者の手話によるおしゃべり会『手話BAR』が人気を呼び、会員数も徐々に増えたことで小さなショットバーでは対応しきれなくなった」と移転の経緯を明かす店主の白石昇さん。現在は会員数700人を超え毎月2回、「手話BAR」を開く。「飲める人も、飲まない人も、おなかがすいている人も、デザートが食べたい人も一緒に楽しめる店」をコンセプトにパーティー・イベントに特化した「人が集まるためのダイニングカフェ」として運営し、パーティー・イベントのない日は一般営業を行う。

 人気のメニューは「まぐろとアボカド・マヨタマのライスボール」「生ハムのサラダ風ピザ」(以上900円)、「とろける5種のチーズの入ったハンバーグ」「選べるケーキとアイスクリーム、フローズンフルーツのデザートセット(ドリンク付き)」(以上950円)、「オレオシェイク」(700円)などを提供。ドリンクは世界各国のビール(600円~)、カクテル各種(700円)、ボトルワイン(3,000円~)のほか、「萩原珈琲」(500円)などを取りそろえる。

 「メニューや営業時間を変えながら試行錯誤の5年間だった。ようやくパーティーやイベントが順調に入り、お客さまから『いつも何かをやっていますよね?』と言われるようになってきた」と白石さん。「婚活パーティー、ウエディング、旅行とトータルにプロデュースして皆さんに楽しんでいただけるような『大人のための秘密基地』的な場所になれば」とも。今後は昭和を懐かしむアニソンや昭和歌謡、CM、映像などを流す『昭和カフェ』なども企画するという。

 営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=18時~翌1時(土曜・日曜は11時~翌1時)。火曜の夜のみ定休。

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